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沈黙の艦隊が好きっ!

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詳細 2017年10月29日 18:50更新

≪書籍情報≫

著者:かわぐちかいじ
出版社:講談社
版型:文庫版
カテゴリー:復刻版コミックス
連載雑誌:週刊モーニング

http://zenkandokuha.com/?pid=2212699

≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。

『沈黙の艦隊』(ちんもくのかんたい)は、かわぐちかいじの漫画作品。

【概要】
『週刊モーニング』(講談社)にて、1988年から1996年にかけて連載。潜水艦戦を描いた戦記物に、核戦争や国際政治等の問題提起を絡ませ、各方面から注目を集めた。タイトルの「沈黙の艦隊」とは、潜水艦の英訳「Silent Service」の直訳による。


単行本はモーニングKCで発刊され、全32巻で完結。その後、モーニングデラックス版として全11巻でも発刊されている。また、愛蔵版が全16巻発刊済み。他にも、登場人物の背景やその後に触れた特別編やファンブック的な解体新書もある。

1990年に、第14回講談社漫画賞一般部門を受賞。

1996年にOVAとしてアニメ化された。全3巻。北米では最初の2話が1話分としてまとめられ販売されたが売り上げは良くなかった。第3話以降については未翻訳である。また、ニッポン放送などで単発ながらラジオドラマ化されている

空母や潜水艦等の写真をそのまま模したとして、その写真集を出版した写真家から訴えられ、かわぐち側が全面的に謝罪したこともある。

【ストーリー】
米軍第7艦隊所属を条件に日米共同で開発された、日本初の原子力潜水艦「シーバット」の艦長兼独立国家「やまと」元首の海江田四郎と、米大統領ニコラス・J・ベネット、その他日本の政治家などを中心とした、男たちの物語で、今なお多くのファンがいる。

【解説】
連載当初は、冷戦下における米ソによる核管理体制と潜在的核戦争勃発にたいする問題提起が物語の核としてあったが、長期連載中に冷戦が終わってしまい、テーマの本質がぼやけてしまったことは否めない。潜水艦バトルものとして米映画『レッド・オクトーバーを追え!』の影響が大きいが、単なるエンターテイメント性として終わらず独自の国際政治観を提示した本書は高い評価をうけた。

物語は潜水艦戦と国際政治ものがほぼ半々で、天才艦長海江田とアメリカの歴戦の艦長との潜水艦戦が終わるごとに海江田が海面にでて新しい宣言(独立宣言、国連参加宣言など)を世界に発するという流れである。その宣言にたいていアメリカは激怒、日本と国連は海江田を支持、欧州諸国は漁夫の利を狙うという構図である。

連載当初から話題にはなっていたが、一番注目されたのが、湾岸戦争が勃発して自衛隊派遣、憲法9条問題などで大揺れした時期であり、1990年5月29日の衆議院内閣委員会では、山口那津男委員が、石川要三防衛庁長官に対し「防衛庁長官はこの作品はお読みになったことございますか」と質問までしている。また石原慎太郎が本書を「たいそう甘美な、そして危険な、しかし目をそむけることが出来ない書」と評している。

最大のテーマは、「もしどこの国家にも属さない核戦略ミサイル及び攻撃型原潜部隊が、あらゆる核保有国に対する報復宣言をしたら、それは究極の核抑止力であり、地球上から核戦争(もしくは非核戦争)はなくなるのではないか。」という問題提起であり、その役を担ってきた米国は当然海江田を核テロリストとして抹殺しようとする。

他にも本書で扱うテーマは重厚なもので、「国家とは何か」「人類は戦争を防止する国際システムを作れるのか」「国連の存在意義はあるのか」「西洋と東洋の政治思想の違い」「西洋列強の均衡地政学」「アメリカは軍産複合体に操られているのか」などそれまでの漫画とは一線を画するものであった。連載開始当初は、一部の右翼評論家が「かわぐちかいじは現代の三島由紀夫である。」などと発言してその「右寄り」物語が話題になったが、連載中しだいに海江田の反ナショナリズムと国連中心主義があきらかになるにつれむしろ「左寄り」の物語と見るものも多かった。

潜水艦が国家の独立宣言をするというアイデアは実はそれほど奇抜なものではなく、1967年にイギリスの小さな海軍軍砦をイギリス人であるパティー・ロイ・ベーツがみずからを国家元首として独立宣言して作ったシーランドという国の例がある(ちなみに海江田の潜水艦の名前はシーバット)。

また、ある意味で極めて男性中心的な漫画であり、30数巻に及ぶ長編に女性がほとんど出てこない(最終回にやっと女性が初登場)という特徴もみられる。これは歴史上ほぼ全ての戦争は男性によっておこなわれた破壊行為であり、それの始末をつけるのも男性の問題であるともとれる。

長期にわたる連載でありながら、ストーリーにほとんど矛盾する点が無く(連載途中、ソ連がロシアへの移行や西ドイツからドイツへの移行など、いつの間にかストーリー上の同国の国名・指導者が変わっていたが、これは社会情勢の変化なので仕方ない)、その点もこの作品が高く評価される要因である。


(「沈黙の艦隊」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2006年10月11日12時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴。Text is available under GNU Free Documentation License.)

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カテゴリ
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