◆生前は不遇だったヘルダーリン…
ゲーテによって、その主観性と表現量の過剰を批判され、一部の積極的な評価を除いて、生前はほとんど評価されなかったという、フリードリヒ・ヘルダーリン((Friedrich Hoelderlin) 1770-1843ドイツの詩人。
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◆正当な評価の端緒が開かれたのは、20世紀に入り哲学者ディルタイによってこの詩人がその考察圏内に取り入れられたり…本格的な全集が出版されたことが大きい。
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◆ヴィルヘルム・ディルタイ(Wilhelm Dilthey) 1833-1911ドイツの哲学者。
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★反ユダヤ主義者だったと言われているが、娘のクララは、弟子でユダヤ人のミッシュに嫁いでいる。
★『シュライエルマッヘルの生涯』、『ヘーゲルの青年時代』など思想家の精神的伝記で知られる。
★哲学の方面では、『精神科学入門』、『精神科学における歴史的世界の構築』が主著。
★ディルタイは心理学では、記述的・分析的心理学を標榜し、その流れは了解心理学として心理学のひとつの流れになる。これを基盤にして、精神病理学の世界でひとつの成果を打ち出したのが、カール・ヤスパースであった。またそれの哲学的な解釈は、哲学的解釈学としても知られる。これを方法論として、当時流行の現象学に接木したものが、マルティン・ハイデッガーの『存在と時間』である。
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◆その後のヘルダーリン…
その後、ニーチェ、ゲオルゲらによって読み継がれ、とくにハイデガーによって、「詩人のなかの詩人」といわれ、その存在論の中核において、新たに読み直された。また、ベンヤミン、アドルノ、ブレヒトらは、ヘルダーリンのソフォクレス劇翻訳注釈における逐語性、中断Caesurなどの概念に注目し、独自に読み直した。
戦後も、ツェラーン、ブランショ、アンドレ・デュブーシェ、デリダ、ハイナー・ミュラー、ストローブ=ユイレ、フォルカー・ブラウン、ジャン=リュック・ナンシ−、ラクー=ラバルトなど、いまなお多くの思想家、表現者を刺激し続けている。
(前出-はてなダイアリーより)
◆ヘルダーリン-テュービンゲン大学神学時代
ヘーゲルやシェリングと知り合った。
(前出-tabiken.comより)
こうして二人を並べてみると、あたかも近代西洋思想史を俯瞰してる感もある…(^^;)
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■[dir] 人物事典
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◆ただ誕生日が同じというコミュ
1833.11.19 ウィルヘルム・ディルタイ 哲学者 ドイツ
■11月19日生まれ
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◆冒頭のコミュ説明がディルタイというだけの…
雑多な意見の集まり(^^;)コミュ
■近現代日本精神史研究会
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