- 詳細 2021年3月23日 18:29更新
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天理教校附属高校
天理教校学園高校
あなたはこの学校に「マーチングバンド部」が存在することを御存じだろうか。
昭和51年創部以来、数々の大会へ出場しそのことごとくを制覇。35年以上にも及ぶ歴史に輝かしい功績を残している。
しかしその裏には数々の努力・苦労があるのは意外に知られていない。
文科系の部活動とは名ばかりの運動量。その部員の体力にSASUKE出場の呼び声高し。
仮入部期間から本入部に移った時、新入生は驚愕の事実を目撃する。
相次ぐトラブルが部長の精神にダメージ。夜な夜な枕を濡らす日々。
しかし確実に積み上げられた練習量と心身共に鍛え上げられたタフネスさで3年間やりぬいた者に後悔の念は皆無である。
そのマーチングバンド部の極秘情報を当管理人から特別に公開しよう。
「VIOLET IMPULSE」・・・言わずもがなこの部のチーム名である。直訳すると紫の衝動。「心に衝動（感動）を与える演奏しまっせ」という意図があるんだとか。なぜ紫なのか分かる人には分かる。
「銀ジャン」・・・古くから部に伝わる由緒正しき着物。代々の使用者が名前を記入するのが密かに伝統化している。知り合いの先輩の名前を発見するとニヤッとする。主に衣装の上に防汚・防寒として着られることが多い。
「ムラデビ」・・・かっちょいい本番衣装。紫と黒を基調としたデザインで、アメリカの某マーチングチームの衣装に酷似しているが関連性は不明。更に歴史の古い、いわゆる「全国衣装」を押しのけ部員からの人気は厚い。名前はムラサキ・デビルスの略だろうか。違和感たっぷりである。足が長く見える機能付き。
「シェイコー」・・・ムラデビとセットでかぶられる帽子（メット？）てっぺんの黒い羽根は着脱自在で、雨の日の屋外公演などでは急遽外される場合がある。部員としては羽根が無いとちょっとヤダ。視界の上半分が隠れる深さでかぶるという決まりがある。採寸時は少しキツめで設定しないと、本番中、汗でずり落ちてきてかなり危険。長時間かぶると耳が痛くなります。
「ＭＭ」・・・Marching and Maneuveringの略で、「動く技術」や、タイミングなどを統一するための練習、あるいはその動作そのものを指す。部には「ＭＭ係」という係が存在し、主にフィールドの作成、他の部員への技術指導をする。当然、「Ｍ基礎」の技術が高い者が指名される為、ある種「上手い奴の代名詞」な感じがあってちょっと誇らしい。他にごはんを早く食べる技術も要求されるとか。
いかがだっただろうか。ここまで読んだあなたはもうすでにマーチングへの興味・期待でソワソワして、YouTubeで「マーチング 天理」とか検索しているに違いない。そんなことをする前に「コミュニティーへ参加」をクリックしなさい！もれなく管理人が喜ぶぞ！
