その香りが欲しい―。
あまりにも純粋な動機から彼は、
少女達の命を摘み取ってゆく。
映画『パフューム ある人殺しの物語』
原題:Perfume-The story of a murderer-
1985年、ドイツで一冊の小説が出版された。パトリック・ジュースキント作『香水ある人殺しの物語り』。そのあまりにも衝撃的かつ独創的な内容は、哲学・犯罪学などにも大きな影響を与え、世界45ヶ国、累計1500万部にも及ぶ最大級のヒットを記録した。スピルバーグ、スコセッシ…後を絶たない巨匠たちからのオファー。最も映画化の待たれる作品として長くその座に君臨してきたこの幻のベストセラーが、ついに映像化を許された。監督はドイツの誇る鬼才、トム・ティクヴァ。ベルリン・フィルの壮大な音楽と共に、歴史にその名を刻むことを運命づけられた傑作が、今そのベールを脱ぐ―。
【STORY】
舞台は18世紀パリ。悪臭が立ちこめる魚市場で一人の子供が生み捨てられる。名をジャン=バティスト・グルヌイユ。親の愛すら知らぬ彼に神が唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。一切の体臭を持たない特異な体質と、その嗅覚による奇行から周囲に疎まれ続けるグルヌイユ。ある時、街で偶然出会った女の芳しい体臭に取り憑かれてしまった彼は、その香りを手に入れるために調香師となり、日々香水造りに没頭してゆく。非凡な才能から生み出される数々の香水は、瞬く間に人々を魅了するが、それは彼の求める香りではなかった。やがて、パリを震撼させる連続殺人が発生する。被害者はすべて若く美しい娘で、髪を刈り落とされた全裸死体で発見される…。犯罪史上最も純粋な動機が彼を狂気へと駆り立て、そして物語りは、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末へと向かってゆく―。
【監督】トム・ティクヴァ『ラン・ローラ・ラン』
【出演】
ベン・ウィショー
ダスティン・ホフマン『ネバーランド』『アウト・ブレイク』
アラン・リックマン『ハリーポッター』シリーズ
レイチェル・ハード=ウッド『ピーターパン』
【原作】パトリック・ジュースキント「香水 ある人殺しの物語」
以上、劇場配布チラシより抜粋
2007年3月3日公開予定
公式ホームページ
http://
※トピ立て・書き込みご自由に※