北海道や中部の高山帯で「しっぽ状植生」と呼ばれる植生の島が見られます。本当にしっぽのような形をしているので、とても目をひきます。
高橋伸幸さん、佐藤謙さんによる研究が最初で、1994年には季刊地理学という雑誌でしっぽ状植生に関する最初の論文が発表されました。「しっぽ状植生」という名前はこの論文で名付けられました。
まだあまり研究が進んでいない分野なので、研究する人同士で情報交換ができればいいなと思っています。もちろん興味を持った方もどんどん参加してください!
写真は北アルプス立山連峰の剣御前小舎付近の稜線で見つけたしっぽ状植生です。管理人が卒論の調査を行った場所です。
■参加者の皆さま
どんどんトピックを立ててください!
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