rev-node records主宰、そしてTest Patternの中心人物でもあるギターリストの村岡充。
主だった音楽活動として大学時代に知り合ったベースの大森亮平、ドラムの谷澤和紀と共に98年に結成されたバンド・アンサンブル=Test Pattern。自身のレーベルから2001年にファースト・アルバム『fin』、2004年5月にセカンド・アルバム『kaki』とライヴ・アルバム『live.2002.Nov.』、2005年3月にサード・アルバム『kaki』をリリース。
「大森は以前、ジャズ喫茶などでギターを弾いてて、谷澤はロック・バンドに所属してましたね。テスト・パターンでは基本的には僕がやりたいことを伝え、それに沿って演奏するんですよ。谷澤が神戸に住んでいてなかなか会えないというのもあるんだけど、たまに3人で集まって演奏出来たらって感じですね。各メンバー音楽の趣味は違うし、練習もロクにしてないし、集まった時にバーッと一気に録音しちゃうし。曲として曲はあるんですけど、かっちりと決まってないし、みんなも曲をきちんと覚えてないんで、ライヴとかその都度、微妙に違ってくるんですよ。でも実はそれが自分たちにとっては面白く感じるんですけどね」(村岡充)
ほか、サイド・プロジェクトとして駅前旅館の現ギターリスト=藤井俊幸とのユニット、noun。
「藤井とは彼が駅前旅館に入る以前から知り合いで、それで今まで自分がやってた事を少し違った角度からしたいなってことで、じゃ、一緒にやってみようかという感じでnounを始めたんですよ。例えば、初めの10分は僕が一人で音を出して、次の10分はシンセサイザーの藤井が一人でやって、最後に二人一緒に・・・毎回、違うんですけどね」(村岡充)
ソロとして2004年11月にトリ・レーベルからリリースされた『a string of pebbles』。
「主な機材はギターとエフェクターを使用しています。他にはシンセサイザーやコンタクト・マイク。あと、おもちゃ(笑)。ソロを始めたのは2002年くらいからで、nounをやっていた時にも似たようなことをやっていたんですけどね。始めにトリ・レーベルのタナカさんからソロを出さないかって話があって。それでほぼ一日で録音したんですけど、テーマは全曲同じです。同じ事を言っているというか、様々な角度から言っているというか・・・。こうやって話をしていても、周りではテレビが流れていたり、時計が動いてたりとか色々な要素がこの場にあるというか・・・ある一つの事について様々な角度から演奏してみたんですよ」(村岡充)
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困ったときには