そもそも、「ハングリーうんこ」とは戦争時代に生まれた言葉である、ということを知っておいてもらいたい。
時を遡る事60と余年、当時は太平洋戦争真っ只中だ。
日本は、初めは善戦するも、長期戦となり、資源の差が顕著になりだすと苦汁なめるより仕方なかった。
人々は餓え、お国のためにと、数少ない食料ですら我慢したものだ。
そんな最中、当然膨大な資源を持つ米国に勝てるはずもなく、日本は敗戦という苦い苦い思いを強いることとなった。
もちろん、戦争が終わったからといってすぐに平和を取り戻せるはずもなく、治安は乱れ、資源も底をつき、人々は辛いときを過ごした。
いつか明るい未来が来る。
そんな思いを胸に、人々は来る日も来る日も復興への道を歩くのだった。
その人々の心を支えた言葉こそが、この「ハングリーうんこ」なのである。
この「ハングリーうんこ」という合言葉があってこそ、今の経済大国日本があるのだ。
「ハングリーうんこ」、響きだけ見れば確かに下品かもしれない。
しかし、その言葉にこもる意味には、微塵たりとも下品な気持ちはこめられていないのだ。
「ハングリー」、これは当然英語でのhungryであり、日本語での意味は空腹を表す。
「うんこ」、これは日本語であり、糞とか大便とかさまざまな言い方がなされるが、いちいち意味を説明するまでもないだろう。
だからっと言って、この「ハングリーうんこ」を直訳して、「腹減った、うんこ」等と約すのは愚の骨頂である。
ここまで読んだ人ならばもう、私が言わずともその意味を汲み取ってもらえるだろう。
そう、「ハングリーうんこ」とは、「俺たちがいくら腹が減ってもうんこを食って我慢しよう、その代わりに子供たちには素晴らしい社会を与えよう」という素晴らしい心がこめられているのだ。
これこそ正に大和魂だろう。
長くなったが、最後にこれだけは言っておこう。
「ハングリーうんこ」という言葉は、こういう素晴らしい意味がこめられた言葉であり、決して私が某漫画に対して付けた名前ではない、ということだ。
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