美しい国、日本。
言葉は美しいですが、日本の街並は本当に美しいと言えるでしょうか。
街中の至る所で、無残にもブツブツと棒のように剪定された公園樹や街路樹の姿を見かけますが、この姿を美しいと感じる人はいるでしょうか。
植えた木よりも支柱のほうが目立ち、景観を作るための緑化が逆に景観を壊しているのではないかという姿も目にします。
植えた木の樹冠より高く突き抜けた支柱は必要なんでしょうか。
近づいてよく見てみてください。その無駄な支柱に、風で枝が打ち付けられて傷付いていると思います。
日本の造園技術は素晴らしいものです。
日本には優秀な造園業者や研究者がたくさんいて、専門の大学もあります。
日本全国で環境宣言都市が増え、声高に景観作りが叫ばれる昨今、なぜ日本の街並からこんな景色が無くならないのだろう、なぜ模範となるべき国の仕事でも、そんなことが行われるのだろう、そんな素朴な疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
せっかく造園の道を選んだのだから、植木屋の誇りと良心を持って仕事をしたい、自分の持つ技術で地域に貢献したいと思う植木屋さんはたくさんいるはずです。
いったい、何が原因で、ここに植えられた木たちはこんな姿になっているのでしょう。
木は木らしく枝を広げたいのでは?
街路樹は何のために植えるのだろう?
このブツ切りも技術のある植木屋さんの仕事?
なぜ木を支えるための支柱で木が傷つけられるのか?
いろんな事情や問題点がありそうです。
ここでは、日本の街並みを本当に美しくするにはどうしたらいいのか、管理やまちづくりの根本まで、前向きなご意見をお聞かせいただけたらなと思います。
街並みを美しくするために、皆さんの住んでいる地域での取り組みなどがございましたら、是非ご紹介ください。
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