三人の障害者達との25年間の生活の記憶は
僕の全ての制作の根底に
流れているのかもしれません。
たとえそれが、夜の密室の遊戯の中であっても、
美しいファッションフォトであったとしても……
<yaso -Goth-より>
谷敦志 プロフィール
生まれも育ちも大阪。
1992年頃より写真作品の発表を始め、
以降、国内外でのグループ展及び個展でコンスタントに作品を発表。
2000年頃からは作品が『BURST』『DUNE』『夜想』
『トーキングヘッズ叢書』などの雑誌に次々に掲載され、
そのフェティッシュ&アヴァンギャルドなテイストの作品群が
ゴシック/アンダーグラウンドアートファンを中心に支持され、ファン層を拡大。
2008年にはフランス語圏内で絶大なる人気を誇るアーティスト、
ミレーヌ・ファルメールからのオファーにより、
アルバム『PointdeSuture』のジャケット、ブックレットの撮影を担当し、話題となる。
2009年頃からはバタイユの『眼球譚』、江戸川乱歩作品、
グリム童話などの文学作品をモティーフとした作品群を継続して発表。
現在に至るまでの谷作品のメインストリームの一つを確立。
最近では、男性の肖像写真のみを撮り下ろして新境地を開拓した
『男のポートレート』(2010)、
自作のラテックスやチューブからなるコスチュームと肉体との緊張関係が醸し出す
不可思議なパワーとハイレベルなビジュアル構成力が高い評価を得た
『ポップでフェティッシュな日常が今日もダラダラ続く!』(2011)
『谷敦志20年の軌跡+新作展』(2012)といった個展を中心に活動。
また、2012年11月からはパリのエロティシズム美術館で半年に渡る個展を開催し、
写真の領域に収まり切らないビジュアル・アーティストとしての才能を遺憾なく発揮している。
他にも書籍やCDジャケットのビジュアル制作、
演劇、舞台、ミュージカルの宣伝写真などを多数手掛ける。
ディスコグラフィー
1967 大阪生まれ
1987 Photographer西村勝正氏に師事
2001
| (社)日本写真映像専門学校非常勤講師
2002
2001 (社)日本広告写真家協会正会員
1991:ギャルリーゴダント(神戸)
1993:ギャルリーゴダント(神戸)
2002:茶屋町画廊(大阪)
2004:BODY ART(France,Avignon)
2005:マルキ(France,リヨン)
2005:青木画廊(東京)
2005:都市生活工房(大阪)
2005:Luft Schloss(東京)
2006:三浦悦子人形作品集(エディシオン トレビル)
2006:ミッスルーム(大阪)
2006:ヴァニラ画廊(東京)
2006:629(東学氏とのコラボレーション作品『白い月黒い月』 大阪)
2006:ギャラリーedge(大阪)合同展
2006:ミックスルーム(大阪)