モノ集めから生まれるデザイン
「大げさに構えてブランドをスタートしたのではなくて、ここに生地がある、ここに古着がある、という自然な発想で服を作りはじめました」
デザインのベースになるのはモノ集め。
「生地も古着も出会いです。出会うモノすべてがデザインにつながります。パターンを引く服もあれば、そうでないものもある。今は8割がた自分たちで縫っています」
リメーク発想の服は一点モノのようだが、同じ感覚の素材をストックしてオーダーを受けた量はほぼ同様の仕上がりで生産できるようにしている。デザインのバランスのよさも加えて、類型ブランドと一線を画す。
<デザイナー>
川村慶太
1980年神奈川生まれ。文化服装学院ファッション工科専門課程アパレルデザイン科卒業。
NOZOMI ISHIGUROのアシスタントを経験後、'06年春夏からYEAH RIGHT!!をスタート。
井村美智子
1980年東京生まれ。文化服装学院ファッション工科専門課程アパレルデザイン科卒業。
エイ・ネットでsunaokuwaharaの企画を経験後、'06年春夏からYEAH RIGHT!!をスタート。
以上、「装苑(2006年10月号)」215ページより抜粋