「アイデア作成の基礎となる一般的原理については大切なことが二つあるように思われる。そのうちのひとつには既にパレートの引用のところで触れておいた。すなわち、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。これはおそらくアイデア作成に関する最も大切な事実である。」
(ジェームス・W・ヤング 『アイデアのつくり方』)
「ひとつのアイデアがビジネスとして実現し、継続的に利益を生む確立は1000分の1といわれている。つまり、アイデアを1000出して、やっとひとつだけ成功させることができるというわけだ。ところが、企画力のない人間は、どうにかひねり出した1つのアイデアにいつまでも固執し、別の発想をしてみたり、同じ発想を別のモノやコトに当てはめてみる柔軟な発想が出来ない。…企画力を急に高めるのは用意ではない。そこで大切なのは、他人の発想や技術、情報量を利用してきかくりょくをや企画実現力を高める『他力本願』発想法だ」
(大前研一 『ドットコム仕事術』)
「ひょんな発見や、思いつき、ちょっとした驚き、世の中への疑問、自分の中で『ああ、そうか』とストンと納得したこと……。毎日の生活で出会う、そんな「!」「?」なことは、数多くあるはずです。このようなちょっとした「!」「?」な事柄をここでは『記憶』と呼ぶことにします。そして、この『記憶』が複合することによって、企画ができていくのです。」
「なかなかいい思いつきや経験を『記憶』しても、すぐに忘れてしまうのが人間の性。あとになって、『何か思いついたはずなのに…』とならないために、いちいちメモを取る習慣を付けましょう。…また、メモではなく人の脳を使う、という手もあります。そしてこのことは、出来上がった企画を検証するときにも利用できます。」
(おちまさとプロデュース 『企画の教科書』)
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