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反ジャスラック宣言

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詳細 2023年2月23日 02:12更新

 社団法人日本音楽著作権協会(別称、ジャスラック=JASRAC)なる団体がある。
 音楽著作物の利用者から使用料を取り、それを著作者へ還元する団体のハズだが、さまざまなトラブルを起こしているのも事実である。
 例えば
●デタラメの事実認定によって法外な金銭を要求する。
(広島県のある音楽教室は4年分で8,870万円の請求をされ、脅されるた)
●話し合いの最中であるにもかかわらず一方的に仮処分申請を裁判所に提出し、取りあえずその「法外な金額」を積ませようとする。払えないと店の器材を差し押さえ、営業不能に陥らせる。
●カラオケ問題は全業種の7割が何らかの形で支払いを拒否しているのが現状。(しかし、ジャスラックはマスコミを通じて、7割は支払っているので残り3割は悪質であると述べている)
●JASRACの算出する著作権料が国際的に見て法外に高い。
  「法外な高さ」の一例



 【楽器店、レコード店、百貨店、スーパーマーケット等での


宣伝のための催物における演奏をする】


日本の場合→月間75時間演奏までの使用料は月額68,000円。


年額だと816,000円。


米国西海岸の場合→月間80時間演奏までの使用料は年額100ドル。


為替レートを120円で計算しても年額12,000円。

●著作権料の徴収が不公平、そしてその分配方法が不透明。
●JASRACの存在そのものが独禁法違反。
 など……

 前述の音楽教室の場合を少し具体的に記すと、そこはもともと老人会のお爺さんお婆さん相手の音楽教室だった。老人ゆえに楽譜は見えやすいように拡大する必要があっての拡大コピーであった。そこへ8,870万円の請求とはいかがなものか?しかも、刑事上の懲役・罰金もあるぞとの脅し、さらに、今なら話し合いで370万円にしてあげるよ、とくる。驚かせて脅して、その後優しいフリをして懐柔する……さながらヤクザの手法である。
 つい最近も東京の知人の店が「襲われ」た。JASRACとは、条件面などで話し合いの最中だったにもかかわらず、一方的に「仮処分申請」を裁判所にしてしまった。期日までに560万円払わなければ店の器材を差し押さえ、営業をさせなくするというのだ。何故、560万円なのか? 知人は尋ねた。JASRAC指定の調査会社があるが、そこがたまたまパーティをやっている日に調査に行った。そしてその日に客数や曲数に単純に営業日数と年数を乗算したのである。しかし「パーティ」という日は、店にとって特殊な営業日である。当然、普段のその店は客のこない、つまり売上ゼロの日もたくさんある。調査員は、客のいない日に顔を出しても「また来ます」といって去り、その日の調査結果はカウントされていないらしい。
 そして裁判所で事実を述べて抗弁しようとすると、「それは本裁判で述べなさい。今は、560万円を払わなければ仮処分を執行します」とのこと。弁護士の談によれば「事実は関係ない」、ということらしい。知人の弁、「真実をここでは話せないのですね」……裁判所での話である。


 当然、良識ある人間は過分の負担を覚悟しながらも本裁判に臨む。現在、係争中の裁判も多数ある。しかし司法の壁は厚く、最高裁は昨年、判断を留保し、下級裁では、良識ある市民が連敗している。
 また、これらの問題がマスコミを通じても報道されない(さまざまなアクションをしているにもかかわらず)。

 なぜ、このような多くの問題を抱え、しかも問題とされないのだろう。それには次の理由が考えられる。

●著作権者の権利を守るという大義名分を隠れ蓑にしている。
●JASRACという組織が文化庁、つまり国の役人の天下り組織である。
(前JASRAC理事長・加戸守行氏は文化庁の著作権課課長補佐だった。現理事長の吉田茂氏も文化庁からの天下り)
●多くのムダと思われる歳出需要(天下り役人の年俸、ヤクザまがいの集金を全国でくりひろげる取り立て人に人件費、数多い裁判費用や腕利き弁護士をたくさん雇う費用など)がある。

 すると、どうなるかというと……

●だから法外な料金を設定し、ヤクザまがいの取り立て方法で弱いヤツ(取れるヤツ)から取っていく。
●さらに、経費がたくさんかかるから、本当の著作権者には「おれってコレだけなの」と不審がられている。
●マスコミは「著作権者の権利を守る」という美辞麗句にだまされ、さらにさまざまな圧力(があるんだと思う)によって問題にしようとしない。

 さらに言及しなくてはならない構造としては、レコード会社や器材のメーカー、リース屋などは、基本的に個人より大きな声が出せるので、ジャスラックや文化庁などと事前の談合が可能だ。綱引きもできるだろうし、自分にできるだけ損のないような法や規制作りを働きかけることができる。しかし、多くのリスナー、音楽利用者、店舗経営者、WEB開設者などは、連帯することもできず、圧力団体を作るもかなわない弱者なのだ。そして、そこには「寝耳に水の」利用料を「目に物言わせる」手法で取り立てるのだ。
ああ、世の中を変えたい。

 著作権は著作者の大切な権利である。それは神聖にして保護されるべきモノだ。だが、それを名目にした「集金システム」を構築し、著作権者以外の利益になっているとしたら、やっぱりヘンでない?
 ジャスラックが公表している「信託契約(私の曲の著作権をあなたに一任します)」のための条件を見ると、ジャスラックの本質は、「金になるミュージシャンや楽曲」だけと契約して、「信託者=作曲・作詞者」と「利用者=リスナー」の両方からお金を「両取り」するシステムだ、と断じることができる。けっしてすべての(かよわき)著作物を保護する団体ではないのだ。


参考WEB

http://www.jasrac.or.jp/index.htm
ジャスラックのホームページ。

http://members.aol.com/karaoketro/
何年もJASRACと戦っている青木さんが開設する頁。

http://www.kab.com/liberte/home.html
音楽家・坂本龍一氏のページ。「規制に基づくJASRACの集中管理体制を止め、作り手などが自ら著作権管理を行えて作り手と利用者の双方が望むサービスが必要」と自説を展開している。

http://www.midipal.co.jp/~archi/index.html
作曲家でありJASRACの評議員でもある玉木宏樹氏の頁。
「音楽著作権とJASRAC問題」というコーナーで評議会の質疑応答を書いている。

http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/981203/jvsn.htm
日本音楽著作権協会(JASRAC)とネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)のネット配信をめぐるいざこざがかいま見れる。

http://homepage1.nifty.com/azegami/
ミュージシャン坂口博章氏の支援ページだが、開設者が「ジャスラックへの遙かなる道」というコーナーで、現状のジャスラックを分析している。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2521/taiou.html
どんどん閉鎖に追い込まれているMIDIサイトと著作権について。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/4016/tatakau.html
JASRAC(日本音楽著作権協会)の非商用のmidiをHPに公開にも使用料を徴収するやり方に抗議するページ

http://village.infoweb.ne.jp/~mutsumi/
「JASRACの横暴から、ネットの音楽を守ろう」とする開設者の活動報告など。

http://www1.harenet.ne.jp/~mimjun/JASRAC/JASRAC.html
音楽家・三村準さんのページ「著作権審議会のメンバーの顔ぶれを皆さんは御存知ですか?大手音楽配信業者が7人もいるそうです。商用サイトが沢山midiを提供しているアマチュアをなるべく締め出して自分たちが儲けたいという図式が見え隠れしていると思いませんか?」というあたりは説得力がある。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/6176/jasrac.htm
抗・ジャスラックのリンク集

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