安室奈美恵の Don't wanna cry 大好きな方!
ミリオンセラーを記録した、安室奈美恵の5枚目のシングル。
安室のソロデビュー後、数年間にわたってトータルプロデューサーを務めた小室哲哉は、彼女に"邦楽+洋楽”という、当時の日本の最先端の音を託します。この曲のサウンドは、まさにブラックミュージックとJ-POPを融合したものです。
また、作詞を担当した前田たかひろは、この曲に子供のいじめや大人のけんか、平和問題を織り交ぜる。彼にしては珍しく重いテーマを扱っていますが、それを当時の若者のカリスマである安室が発信するのには、影響力という点で非常に意味がありますし、また、そんな彼女から“武器を背負った無垢な子供”を連想したりと、別のメッセージが映っているような気もします。
『そういう事でしか たしかめあう事ができなくって 愛しい人 大切な 何もかも守れなくなるよ』
欲望に身を任せ、人を傷つけ合う人間たちであふれ、対立や争いが絶えることのない世界。そんな世の中に愛が足りないってことを・・・本来誰もが持っている大切な想いを思い出さなきゃいけないってことに気付かせてくれる。みんながそれに気付けば、戦争や犯罪なんてなくなるのに・・・って、よくあるキレイゴトですが、そんなキレイゴトを恥ずかしがらずに音にして、言葉にして届けようとしたひとつの例がこの「Don't wanna cry」です。
イライラしてるときや投げやりになっているとき、多忙な毎日のワンシーンで聴いてもらいたいです。そして、思い出してもらいたいです。『逢いたい人がいる』ってことを。"愛が地球を平和にする”ってクサい言葉を信じてみたくなる曲です。
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