世界最小のV6(発売当初)のK8−ZEに始まり
KF、KL、KJのラインナップで構成される
マツダK型V6エンジンは、マツダが多チャンネル構想
の基、車種を増やしていった時期に登場しました。
アルミシリンダーブロックを採用し、軽くてコンパクト。
可変共鳴過給システムVRISを搭載し、全域でフラット
トルクを実現するなど、発売当時「世界一スムーズなV6」
と評されました。品質面では少々難ありですが。
なお、KJ型は乗用車として初のミラーサイクルエンジンで、
IHIとの共同開発によるリショルムコンプレッサーを搭載し
3L超の出力と2L並の燃費を両立する環境エンジンでした。
当初の計画では、KL×2のW12エンジンを北米で展開
予定だった高級車ブランド「アマティ」のフラッグシップに
搭載する予定でしたが、バブル崩壊により頓挫しています。
しかし経営難によるフォード子会社化に伴い、単価の高い
K型V6は改良されることもなく、カペラワゴン及び
ミレーニアを最後に廃止されてしまいました。
ただ欧州フォードがモンデオで参戦していたBTCCで
北米フォードのプローブに搭載されていたことから
コスワースチューンのK型V6を搭載したモンデオが
2000年に完全優勝を果たしています。
コスワース曰く「特に優れている訳ではないが、
フォードが持ってるエンジンの中で一番軽い」とか。
ここでは、
・K型V6搭載車に乗ってる、乗っていた。
・K型V6エンジンに惚れた。
・アテンザやアクセラにK型を搭載してくれと望む。
・半分にして1L3気筒でもいいから復活を望む。
・某自動車メーカーから同じ名前のエンジンが
3気筒で出てきて複雑に思った。
といった方々の参加をお待ちしております。
☆エンジン形式、搭載車種
K8 - V6 piston engine/1.8 litre
Eunos 30X/Mazda MX3/Precidia/Presso/AZ-3
KF - V6 piston engine/2.0 litre
Mazda Astina/323F/Lantis Type R
Mazda Eunos 500/Xedos 6
KL - V6 piston engine/2.5 litre
Mazda MX6
Mazda 626/Capella/Cronos/Efini MS-6
Mazda Eunos 800/Xedos 9
Autozam Clef/Efini MS-8
Ford Probe
Ford Telstar/TX5
KJ-ZEM - V6 piston engine (Miller cycle)/2.3 litre
Mazda Eunos 800M/800M SP/Xedos 9 Miller
☆検索:K型V6、K8−ZE、KF−ZE、KL−ZE、KJ−ZEM、MC、ミラーサイクル、アトキンソンサイクル、リショルムコンプレッサー、IHI、マツダクロノス、マツダMX−6、カペラワゴン、626、626MPS、アンフィニMS−6、アンフィニMS−8、ユーノス500、ユーノス800、ミレーニア、オートザムクレフ、フォードプローブ、アマティ1000