生体の優れた機能を工学的に調べ、それらが発現するメカニズムを解明し、得られた結果を工学や医学に応用するのがバイオメカニクスの研究目的です。ダビンチは、人体解剖に立会い、血液の逆流により心臓弁が閉まることや、動脈壁内に石灰(動脈硬化)が存在することを指摘しています。また、コウモリの飛行を観察して飛行機械を設計しました。ガリレオは、物体の強度設計の説明のために骨を例にしました。ポアズイユは、犬の血圧測定を基礎として毛細血管の流れを観察し、ポアズイユの法則を見出しました。他にも多くの著名な研究者が生体から学びとり、重要な結果や法則を導いています。これらは、現在でいえば「バイオメカニクス」の範疇に入る業績です。
とりあえずは、自分の趣味の一つとして、情報を載せていこうと思います。
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