「Iraqi Kidsの会」は上智大学の公認サークルです。
イラクでは、1991年の湾岸戦争以降、米軍の使用した劣化ウラン弾によりがんや白血病を患う子ども達の数が急増しています。戦前のイラクの医療技術は、中東で最も高いレベルを誇るものでした。ところが、国連決議に基づいた13年間に及ぶ国際社会の経済制裁によって、消毒用のアルコールや麻酔といった基本的な医薬品や最新の医学情報までもが輸入禁止となり、病院の老朽化や薬不足のために多くの子ども達の命が次々と失われてきたのです。
2003年のイラク戦争でも、前回を大きく上回る劣化ウラン弾が使用されました。戦争終結後には経済制裁が解除されましたが、情勢悪化により各国のODAや国際機関の支援も滞っており、現地の医療機関の現状はいまだに改善されていません。
しかし、このような過酷な状況におかれながらも、イラクの病院では熱心に院内学級を行う医師のもと、自分の名前を初めて書いて喜ぶ子ども達や、原爆投下により白血病で亡くなった広島の佐々木貞子さんの話に感銘を受け、平和を切望する子ども達の姿が見られます。
日々のイラクをめぐる報道ではこうした子ども達の存在、声はかき消されてしまっていますが、私達と同じように日常生活を送るイラクの人々や、病気と闘いながらも懸命に生きるイラクの子ども達の存在を多くの人に知ってもらい、自分の問題として身近に感じて頂きたい―そのような願いからこのサークル活動を始めました。
日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
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とつながって、イラクの子ども達と絵や手紙を通して交流をし、一般の人々にも彼らの存在を身近に感じてもらい、少しでも医療支援を増加させていきたいと思っています。
趣旨及び目的:
イラクの子ども達と手紙や絵画を通した交流をすることで友達になり、イラクへの理解を深めるとともに、一般の人にもイラクの子ども達の置かれた現状を伝え、身近に感じてもらうように努めること。
主な活動内容:
イラクの支援先の子ども達との手紙や絵画を通した交流
イラクの子ども達を身近に感じてもらうための手紙交流などの展示活動、募金活動を通しての医療支援
☆メンバー募集☆
IraqiKidsの会では、随時メンバーを募集しています。
出来たばかりのサークルですが、今後もこの会を継続していくためには、来年度も学部生である方が必要です。
今いるメンバーは全員来年卒業してしまいます。
このサークルは、上智大学生でなくても、院生、社会人も参加可能です。
ミーティングが毎週あるわけでなく、イベントや手紙や絵の交流を通して少しでもイラクの子ども達の心の励みとなり、医療支援に貢献できればと願っています。
少しでもイラクの子ども達を身近に感じていただくことがこのサークルの目的で、兼部されていても全然構いません。
どうか、共にイラクの子ども達の命・未来を支えるメンバーになって下さい。
(写真はJIM-NETの提供です)
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