【2010年4月、ブラジリア生誕50周年!!】
ブラジリア − Brasília
標高1,100mのブラジル中央高原の上にドカーンと造られた人工都市。
ブラジルの首都だというのに、サンパウロやリオ・デ・ジャネイロに比べると存在感がぐっと薄く、観光で行くの?何もないから半日あれば足りるよと言われてしまう街。
この街からのテレビ中継のあるときは、いつも政治汚職のニュースであるがゆえ、ブラジル国民からも「スーツを着た泥棒が住んでいる」とまで言われてしまう街。
近未来都市ともてはやされたのもいつのことやら、リオからの遷都約50年を経て、あちこちにいい加減ガタが来ているのが目立ってきた感のある街。
それでも、
360度見渡す限りの地平線、
とにかくでっかい空、
そこにぽっかりと浮かぶ雲、
青空に映える奇抜な建物群、
整然と区画された緑のさわやかな住宅地、
半世紀前に計画されたとは思えない高度な道路網、
うるおいを感じさせる人口湖、
周辺に広がる魅惑的な自然、
郊外の神秘的かつ怪しげな数々のスポット、
などなど、250万人が住むこの人工都市には意外な魅力もあったりして。
旅行で行ったことがある! 行ってみたい!
住んでいる! 住んだことがある! 住んでみたい!
そんな人たちで、ユネスコ世界遺産にも登録されたこの世界初の「田舎首都」を、まったり語り合いましょう。ブラジリア発の周辺スポット情報などの話題も、大いに歓迎します。