親王殿下御誕生おめでとうございます
6日に誕生した秋篠宮ご夫妻の男のお子さまの「命名の儀」が12日午後、愛育病院(東京都港区)で行われ、お名前は「悠仁(ひさひと)」と決まった。ご夫妻で相談し、秋篠宮さまが決められた。
「悠」の字には「ゆったりとした」という意味があり、宮内庁によると、「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい」とのご夫妻の願いが込められたという。お子さまと紀子さまはともに元気で、数日後にお二人そろって退院する見通し。
一方、お子さまの身の回りの持ち物などに用いられる「お印」は日本固有の常緑樹である「高野槇(こうやまき)」と決まった。大きく、まっすぐに育ってほしいとの気持ちを表したものという。
秋篠宮家の長男・悠仁さまは6日、3歳の誕生日を迎えられた。
宮内庁によると、悠仁さまは現在、身長94センチ、体重13.6キロ。三輪車に乗るなど屋外で活発に遊ぶようになり、食事や着替えなど身の回りのことが少しずつ自分でできるようになられた。皇居内にいる馬にニンジンを与えるのが大好きで、自宅で作っているナスやトマト、ジャガイモなどの野菜の収穫も楽しまれている。また、この半年ほどで表現も豊かになり、地図を見ながら「そこへ電車で行ってみたい」などと話されることもあるという。
天皇・皇后両陛下は、悠仁さまの3歳のお祝いに「黒紅縫の御祝着」という皇室の伝統的な和服を贈られた。
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