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童夢-零

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詳細 2023年2月8日 22:55更新

童夢-零です。
読みはドウム-ゼロ。
量産が実現しなかった国産のスーパーカーで、
スーパーカー世代の人には説明が要らない
心ときめく車です。

童夢とは(わらべ、子供)の夢(ゆめ)の意味、
英語表記では英単語のDOMEで、私は意味の薄い
英単語よりもDOUMUにすれば良いのに
なんて勝手に思っていますが、
もはや日本国内にとどまらず世界を股に掛ける童夢
ですのでそれはそれで納得ですかね。

そんな童夢、まずは会社ですが、
1975年に少量生産メーカーとして始まり、
1978年に第1作目として
     今回の零を完成させています。
1979年にはル・マンに初参戦し、
1986年まで8年連続参戦しています。
そんな流れからトヨタやホンダなどの
大メーカーともレースシーンを中心に
仕事をするようにまでなりました。
1994年には全日本F3000選手権チャンピオンシップを獲得し、以降F1への本格参戦を目指しています。
2001年にル・マン復帰を果たしており、
そのポテンシャルも充分な雰囲気を見せ、
さらに記憶に新しいところでは今年のル・マンでは
マッチが健闘したあのマシンが童夢でした。
ワークスは日本勢撤退のニュースばかりの昨今にファンを楽しませてくれています。

そんなこんなで童夢といえば
「零」
だとは言えない昨今ですが、ある層の人達にとっては
確実に 「童夢 = 零」 の図式が成り立っているほどのこの車輛はインパクト大です。
デビューはスーパーカーブームも冷め止まぬ
1978年、第48回ジュネーブショーにて
出品されます。

当時は日本のみならず世界中が
ランボルギーニかフェラーリかマセラティかと
騒いでいた時代で、そんな最中に一番人気だった
カウンタックばりのクサビ型ボディに980mmの車高、ガルウイングドアの車が日本から出品されているのですから大きく話題になったのは当然と言えるでしょう。
日本のメディアにも大きく取り上げられ
評判は上々でした。

ミッド搭載のエンジンは日産のL28、
145馬力ですのでそんなに速い車では
なかったでしょうが、当時の感覚のみならず今でも
日本車的な感覚からは大きく外れていますので、
心ときめいたのは当然の事でしょう。

当然市販を目指したのですが運輸省との折り合いが
つかず国内での車輛認定を取る事は出来ませんでした。
その後はより現実的な量産プロトの童夢P-2を開発し、アメリカでの認定を目指しますが、そんな時期に
幸か不幸かル・マン参戦の話が舞い込みそちらに熱中、市販車輛の話は途中で立ち消えとなってしまいました。
ちなみにその79年のル・マンでは童夢-零RLという全く違う形の車輛で、大活躍とはいかず残念ながら序盤でリタイアとなりました。

車は量産が叶わぬ「幻のスーパーカー」となってしまいましたが、「童夢」は数名で立ち上げて僅か1代、
四半世紀ほどで今ではF1参戦を目指すまでになっているという、単なる車好きに留まらずに大きな「夢」を
追い確実に近づいている事実に私は感動すら覚えます。
今後も是非応援していきたいですね。

入手難易度は非常に高いっていうか不可能に近いでね。
昔チラッと噂にどこかの王様が所有していると聞いた事がありますが・・・

したがって相場というのも無いですが、宝くじの当選金くらいでは入手は難しいでしょうね。
「お金さえあれば何でも手に入る。」
という訳ではない一例です。


 童夢-零
ボディーサイズ: 3980×1770×980mm
ホイールベース: 2400mm
重量: 920kg
駆動: MR5速
エンジン: 水冷直列6気筒
最高出力: 145ps
燃料タンク容量: 51.6L
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ディスク/ディスク
タイヤサイズ: 前185/60VR13 後255/55VR14

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2006年8月25日

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カテゴリ
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