2001年4月〜2002年1月まで放映されたTVアニメ。
二つの実写版、九重佑三子版(1967〜68)、
大場久美子版(1978〜1979)に続く、
前田亜季CVの三代目。
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とにかくコメットさんに地球に帰ってきて欲しいと思う人のコミュニティです。
追記その1。
神戸監督による演出も素晴らしいのだが、最近観直して、純粋に神戸作品とは言えないような気がしてきた。
つまり、「コメットさん」という、現在ではとても成立しないような原作(実写版)をベースに、まったりとしながら独特の味がある、おけやあきら脚本、子供向けでありながら「萌え」を喚起させるある意味正当な、まきだかずあき氏のキャラデザイン(しかもご本人はもともとリアル系作画の人であり、それが神戸実写風演出と実にマッチしている)。
その他、神戸演出を多少マイルドにし、数々の名シーンを生んだ佐士原武之氏、神戸氏よりは対極にあるハイテンション演出の中村憲由氏。そして音楽の小西香葉、近藤由起夫コンビ。なにより忘れてならないのが、コメット役CVの前田亜季、メテオ役CVの本多知恵子。その他、素晴らしいスタッフたちが集合し、今では考えられないほど余裕をもったスケジュールで制作されたという、奇跡的に成立した作品である。
最近の神戸作品を観たり、発言などを知るにつれ、「コメットさん☆」は監督の趣味からは外れるようで、その意味ではディレクションに徹した作品なのだろう。それはけっして否定的なことを言っているわけではなくて、すばらしいディレクションだったと言いたいのである。
ひとことでいえば、「コメットさん☆」は神戸作品ではなく、「コメットさん☆」は「コメットさん☆」でしかないのではないかと思うのである。(2005/01/10)
追記その2。
2007年6月24日6時29分、「コメットさん☆」のシリーズ構成及び全話脚本を手がけられたおけやあきらさんが膵臓ガンのため逝去されました。49歳でした。謹んでご冥福をお祈り致します。(2007/06/26)
追記その3。
公式サイトのリンク先ですが、テレビ大阪のサイトがリンク切れしてるというご指摘をいただいたので東宝サイトの方に変更しました。(2008/05/03)
追記その4。
メテオ役の本多知恵子さんが多発性ガンのため、2013年2月18日逝去されました。謹んでご冥福をお祈り致します。(2013/02/24)