言語類型論(げんごるいけいろん: Linguistic Typology)とは、世界中の言語の特徴を収集し、それらの相違点、類似点を探ることにより、最終的にすべての言語に普遍的な要素を見つけ出そうとする学問のことである。
古典的類型論
古典的類型論は、1800年代の後半頃から、ヨーロッパの研究者の間で始まった。これは、言語の特徴から、それらをカテゴライズしようとする試みで、シュライヒャーによる膠着語(日本語など)、屈折語(ラテン語など)、孤立語(中国語など)、抱合語(アイヌ語など)の四分類が有名である。
現代の類型論
類型論を大きく変えたのはグリーンバーグである。彼は、1963年にSome universals of grammar with particular reference to the order of meaningful elementsにより、基本的な語彙の語順による分類を考案した。これは、一般的な他動詞文に必須の三要素を主語(Subject)、目的語(Object)、述語(Verb)とし、その語順により世界の言語を6つに分けるものである。
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