ズバリ漆喰と左官です
近ごろ珪藻土がかなり浸透していると思いますがここでは
石灰を主成分とした漆喰を研究しちゃいます。なんせ数千
年の歴史がありますからっ!
説明とトピックの更新ゆっくりやってま〜す
★漆喰
主成分:石灰
その他:骨材(硅砂、山砂等)
海苔(つのまた海苔、銀杏草など)
この他にも仕上げや職人によって様々なレシピが有る。
ココでは特に漆喰(石灰)、土を中心に考えます。
珪藻土!?よーく調べてください。
建材で使う珪藻土は石灰が混ぜられています。
珪藻土だけでは強度もなく材料として扱いにくい。
珪藻土の効果と思われがちのそれも石灰が有るかららしい。。。
ありとあらゆる新建材があるなか、こんなに身近で優れた素材があることをお忘れではないかい?
工期短縮、コスト削減ばかりで新建材に目を奪われがちだが工期短縮は無意味な加速社会を煽るだけだ。コスト削減は施工業者の質を下げ、メンテナンスも含めトータルで見た場合のコストはかえって高くつく。見栄えばかりで耐久性も質感もない石油製品は最初だけであとは劣化して見苦しくなるだけ。建物の密閉度を上げるばかりで呼吸をさせない。密閉度が高いからダニも良く育つ。時期がくれば廃棄処分されダイオキシン排出や土壌悪化に繋がる。
漆喰は究極の不燃材であり強アルカリ性の性質を持つ。主成分の石灰は炭酸ガスを吸収することによって硬化する。カビに大しても有効。作業中は素手だとヌルヌルして皮膚が溶けているようだ。
僕は漆喰を仕事で知って、使うようになってからまだ5年ほどだがいろいろ知っていくと壁材として最高の素材だということを思い知らされる。花粉症の僕は漆喰が塗られた部屋では全く症状も出ず、タバコのヤニは何年経っても付かないし臭わない。これがクロスなら数年でヤニ色が付き、臭いを発する。壁そのものの呼吸を止め何も分解していないのだ。施工後の石灰はどうやら空気中の物質を変化させているらしい。しかも呼吸して湿度調整をしている。
この世界中で採れ、使われている漆喰を使わない手はないのではないだろうか。。。荒いテクスチャーも出来れば、繊細に人肌のようなしっとりとした仕上げにもできる漆喰の表現力は無限だ。
★左官
この作業で漆喰壁ができる。
僕の師匠は材料を作るところからはじめる。ヒミツのレシピばかりだ。絵の具を混ぜるように色や塗りやすさを調整する。
そして鏝と鏝板をうまくつかい壁に材料をもっていき塗る。
このシンプルな作業が実に気持がいい。
この快感は誰もが感じるのではないだろうか。どんどんと隙間が埋まり、ジャ〜っと気持いい音。もっと塗るところはないかとついはしゃいでしまう。どんどんと水分が抜けしまっていくとだんだん色が薄くなり目的の色へ近づく。
こんなに身近な存在なのに知らないことだらけ。
*上記の内容は僕の経験や現場での話が元になって得たものです。もし間違っていたらお知らせください。訂正しますし情報交換もしたいです。知識不足、経験不足が多々ありますが一緒に遊びながら研究しましょう。
関連コミュ、HPなど
■自然素材で作る空間
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■化学物質過敏症・シックハウス
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■漆喰シーサー愛好会
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■沖縄県屋根左官業組合
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■鏝絵
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■僕の師匠です。
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■日本プラスター
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■日本漆喰協会
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■日本石灰協会・日本石灰工業組合
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■田中石灰工業(株)
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TOP画像:カールヌーヴォー(日本プラスター社)による 漆喰磨き仕上げ
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