- 詳細 2012年8月26日 19:06更新
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【平岡 篤頼】ひらおか とくよし
1929.5.2〜2005.5.18
フランス文学研究者・文芸評論家・翻訳者・小説家・書家
大阪生まれ。
1952年、早稲田大学文学部卒業、のち早稲田大学大学院仏文科修了。
二度の留学の後、早大文学部。定年後、早稲田大学名誉教授。
第八次『早稲田文学』主幹。大学から助成金がおり時代はポケットマネーで早稲田の文学の命脈を保った。大学側との折衝にて助成金を得るまでにいたる。
早稲田大学では、フランス文学専修で教鞭をとるほか、文芸専修を創設、講義も担当し、
重松清、小川洋子、角田光代、勝谷誠彦などを育てる。
1966年 クロード・シモン『フランドルへの道』の翻訳でクローデル賞受賞。
ヌーボーロマンの翻訳および文芸評論を通して、日本へのヌーボーロマンの紹介に尽力。
1982年 「消えた煙突」、1983年 「赤い罌粟の花」が、それぞれ第87回、第89回芥川賞候補。
書道団体「書莚会」前会長。
墓は鎌倉にある。
[小説]
『薔薇を喰う』(福武書店）
『赤い罌粟の花』(小沢書店）
[随筆]
『パリその日その日』(筑摩書店）
『パリふたたび』（小沢書店）
[評論]
『変容と試行』(河出書房新社）
『迷路の小説論』（河出書房新社）
『文学の動機』（河出書房新社）
[翻訳]
バルザック『ゴリオ爺さん』『世界文学全集 (10)』『従妹ベット〈上〉〈下〉』『新潮世界文学 8 バルザック 2 (8)』
アラン・ロブ=グリエ『迷路のなかで』『反復』『弑逆者』
パトリック・モディアノ『暗いブティック通り』
クロード・シモン『三枚つづきの絵』『フランドルへの道』『路面電車』『アカシア』
ナタリー・サロート『生と死の間』
ジェラール ジュネット『フィギュール』
マルグリット・デュラス『ロル・V・シュタインの歓喜』『木立ちの中の日々』
マルセル・プルースト『プルースト全集〈14〉』
『ゾラ―ナナ』
メリメ『カルメン』『コロンバ』
[ネットで見つけた文章]
文学と早稲田
http://www.lit tera.wa seda.ac .jp/sob un/colu mn/09/c lm09-64 .htm
[解説] 安部公房『箱男』（新潮文庫）
※そのほか、文庫の解説などもなさっているので、だれか情報ください。
[検索用]
早稲田文学、早稲田大学、書莚会、クロード・シモン、ナタリー・サロート、アラン・ロブ＝グリエ、マルグリット・デュラス、筒井康隆、井伏鱒二、後藤明生、バルザック、パトリック・モディアノ、渡部直己、立松和平
[関連コミュニティ]
渡部 直己
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ヌーボー・ロマン
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角田 光代
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早稲田文学
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早稲田大学一文★文芸専修
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