アシダカグモ(学名:Heteropoda venatoria)のファンコミュニティです。
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英語圏ではHuntsman Spiderと呼ばれています。
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糸で網を張って獲物を捕らえるのではなく、彼らのように対象を凌駕するスピードで、何かを捕らえたい人。
そう、捕らえたいのだ。
何を?
――その先にある、未来を。
アシダカグモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : クモ綱 Arachnida
目 : クモ目 Araneae
科 : アシダカグモ科 Heteropodidae
属 : アシダカグモ属 Heteropoda
種 : アシダカグモ H. venatoria
学名
Heteropoda venatoria
和名
アシダカグモ
アシダカグモは、アシダカグモ科に属するクモの一種。あるいは、アシダカグモ科のクモの総称。この記事では前者について主に記述する。
概要
全世界の熱帯、亜熱帯に分布する徘徊性のクモである。日本では茨城県以南の本州・四国・九州地方に生息し、東北・北海道で確認された例はない。夜行性で薄暗い所を好む。日本では主に人家で見られ、日中は雨戸袋や天井裏、家具の隙間などに隠れていることが多い。 体長は20mm〜30mm、全長(足まで入れた長さ)は約100mm〜130mmで、足を広げた大きさはCD1枚分くらい。オスはメスより少しからだが小さく、触肢の先がふくらんでいる。
日本には、森林の落ち葉や枯れ木の下にも似たクモがいるが、これはコアシダカグモ(H. forcipata)といって別種である。アシダカグモよりやや小柄で足が短く、体色が濃い褐色である点が異なる。野外性のコアシダカグモは室内性のアシダカグモとは棲み分けているようである。また、南西諸島にはさらに大きな別種がいる。
人とのかかわり
日本に生息する徘徊性のクモとしては最大の大きさで、一見して毒グモと勘違いされることも多いが、人間に影響する毒はもたない。(ただし、誤って素手でつかむなどすると、大きな牙で噛みつかれることがある。傷口からばい菌が入って化膿する恐れもある。)グロテスクな姿から忌み嫌われることが多く、薄暗い場で遭遇すると、見る人に実際以上のインパクトを与えてより大きく不気味に感じられることがある。このことがさらに嫌われる要因となっているようだ。
しかし、実際には家屋に住んでゴキブリやハエを常食とする益虫である(気分に対する害があるということで害虫に分類する意見もある)。しかも、捕食中でも他の獲物を見つけると、先の獲物を置いて新しい獲物を捕らえる性質があり、短時間に多数の害虫を補食するので、むしろ人間にとっては大変有益なクモと言える。そのため無理に駆除する必要もないが、それでもあえてアシダカグモを駆除するには、アシダカグモを殺虫剤などで直接殺すのではなく、ゴキブリを駆除することによってアシダカグモに自主的にいなくなってもらうのがよいとされる。もし殺虫剤で薬殺しても、ゴキブリがいる限りは何度でも侵入してくるからである。
アシダカグモは卵を糸でくるみ、円盤形の卵のうとして、口にくわえて持ち歩く。子グモが出てくる直前にそれを壁に貼り付けて放置し、出てきた子グモはしばらく卵のうの周りの壁にたむろしている。家人がふとそこを見ると、壁一面にクモの子が見えて、次の瞬間に子グモたちはそこら中へと走り出す。これが慣用句の「蜘蛛の子を散らす」という状況である。
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