1492年にコロンブスがアメリカを「発見」して以来、世界は宗主国と植民地に二分されてきました。そして被抑圧民族は民族解放闘争を通じて、第二次大戦後には独立を勝ち取りました。
けれど独立したはずの今日、宗主国/植民地という、あるいは宗主国国民/植民地臣民という支配/被支配の対立構図は消えたのでしょうか?
グローバル化する今日、旧宗主国ではむしろ人種主義や歴史修正主義が横行しています。他方で旧植民地では、多国籍企業や旧宗主国やIMFなど超国家機関が押しつける構造的な暴力により、人々の生活はいっそう破壊されています。
また旧宗主国出身者/旧植民地出身者という軸から見たときも、この支配/被支配関係は21世紀の今日まで再生産され続け、グローバル化に伴いむしろ増大している状況があります。
ここは上記の問題を植民地主義という観点から考えてみようというコミュニティです。興味のある方同士で色々意見交換できたら良いと考えています。
★こんな方、募集中!
・戦後補償問題に興味がある
・南北格差など、植民地支配の歴史が今日の世界に及ぼした影響について興味がある
・多文化共生という言葉に何となく胡散臭さを感じる
・日本国憲法に欺瞞さを感じる
・よくわからないけど、実感として植民地主義という言葉を使わないと説明できない現象があると思っている
*ちなみに写真は『前夜第二号』(NPO前夜刊)ですが、当コミュはNPO前夜さんとは関係ありません(管理人個人は前夜さんのシンパですが)。勝手ながら写真のみ使わせて頂きました。
*なお、当コミュにそぐわない差別発言をはじめとした不適切な発言をなさった方は、管理人の責任で強制退会して頂く場合があります。予めご理解ください。
キーワード
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