ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

梅原猛コミュの『梅原日本学の源流』が京都大学学術出版会から出ます。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
『梅原日本学の源流』小川侃編 京都大学学術出版会 2021年4月20日発行
完成しました。昨夜(3月24日)届きました。
目次
はじめに 小川侃
梅原哲学の世界史的意義 小川侃
人間存在と生死の問題 有福孝岳
きのくに・わかうら・わたくし考−梅原猛『さまよえる歌集』の跡を追う 天野雅郎
星座と器ー暦法の原イメージ 金田 晉
黒暗淵(やみわだ)の面(おもて)の如く―「哲学者」梅原猛の魅力
言葉の「施術」ー「正法眼蔵」のもう一つの読み方 梅原賢一郎
哲学者梅原猛ー縄文と森の思想 日下部吉信
梅原仏教学ー「仏になること」 有福孝岳
梅原猛を弔うということ やすいゆたか
対談 「ハイデッガーについて」 梅原猛・日下部吉信
碧南市哲学たんけん村無我苑 碧南市長 禰宜田正信

拙稿の「梅原猛を弔うということ」には各節の見出しに挿入歌が入っています。それだけ紹介しておきましょう。魂がこもっていますよ。
挿入歌一覧
1、『評伝 梅原猛ー哀しみのパトス』のテーマ
哀しみのパトスの湖よりはばたきて天(あま)翔(か)ける心いづこさまよふ

2、生母の未生怨を背負って猛は生まれた
身を捨てて愛のまことを証さむとうまれし御身モイラなるかな

3、養父母への精神的依存が捨て子意識とタナトスを生む
行く当てを失いたりし未生怨捨て子意識とタナトスを生む

4、梅原猛の地獄ー思想的葛藤と意識下の哀しみ
地獄こそ吾が一定(いちじょう)の住処(すみか)なりその哀しみの果てなきゆえに

5、法隆寺は聖徳太子の怨霊封じの寺か?
夢殿に五百ヤードの布巻きて封じられしは太子の形代(かたしろ)

6、怨霊史観の成立を生母コンプレックスから説くことの是非
厩戸や人麻呂までも怨霊とこの人おきてたれが気付くや

7、梅原猛は魂の奥底からの声を中動態で語った。
対象と一つになりて物語る、能動でもなく、受動でもない

8、『湖の伝説』と生母への回帰
幼子を遺して逝くは哀しかり心動きて生母思ふや

9、養父母への精神的依存と深層心理学的説明への忌避
心よきものにはあらめおのれさへ気づかぬ闇を語らるるとは

10、イオマンテの往還思想と二種回向
この岸とむこふの岸を往き還る船に見えしか母のおもかげ

11、梅原猛は大国主命、天照大神を祟り神として展開していない。
天皇(すめろぎ)は何恐るるや御(み)祖(おや)なる伊勢のお宮に足竦(すく)みたり

12、梅原猛における象徴天皇制の内圧
戦前の軍国天皇御免だが、象徴天皇平和の砦か

 13、梅原猛との愛しながらの戦いー往相回向
梅原は現(うつつ)の人ではなけれども吾に遺れり哀しみの湖(うみ)


コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

梅原猛 更新情報

梅原猛のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング