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レイモンド・チャンドラーコミュの3冊の「ロング・グッドバイ」を読む

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 松原元信著
 ソリックブックス
「3冊の『ロング・グッドバイ』を読む―レイモンド・チャンドラー、清水俊二、村上春樹―」

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4904528018/ref=mw_dp_buyxgety_y

 山本光伸著
 柏櫓舎文芸シリーズ
「R・チャンドラーの『長いお別れ』をいかに楽しむか―清水俊二vs村上春樹vs山本光伸」

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4434186884/ref=aw_wl_1_1?colid=2WHZO3TMOPBK6&coliid=ISB2DXEC3DUS8

 今、レイモンド・チャンドラーの「The Long Good-bye」の日本語翻訳が『熱い!』

 チャンドラーの名文と言われる〈捻りの効いた〉、または〈難解〉な言い回しをいかに
『翻訳』するのか?
『翻訳』されているのか?

 レイモンド・チャンドラー原著

 清水俊二訳「長いお別れ」

 村上春樹訳「ロング・グッドバイ」

比較検討し、チャンドラーの名文に迫ると共に『翻訳』の真髄を探る旅が始まった。(大袈裟ですみません(笑))

コメント(27)

 成り行きでトピ立てしちゃいました。
 先ずは小生の拙い日記をご覧になってください。

http://m.mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=22347840&id=1925967132&&

 とりあえず一回目読了しました。日記を載せて置きます。

http://m.mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=22347840&id=1926089116&

 さて、いよいよチャンドラーの原著を読み始めました。

 用意した原書はペンギンブックスのジェフリー・ディーヴァーの序文のある奴。
 辞書は研究社新英和中辞典二訂版(とデイリーコンサイス)
 サブテキストは上記二冊。
 トラ巻はハヤカワ・ミステリ文庫版の清水俊二訳初刷(文章のリズム感重視で省略や簡略化・意訳が多い)と村上春樹訳六刷(細かく律儀に訳しているし、初版本→軽装版→文庫版と訳文が進化?している分、信頼出来るはずなんだけど…)。
 (て言うか翻訳の違いを楽しむはずが、原著に挑戦になってしまった…トホホ)

 で、いきなり最初のセンテンスで躓きました〜(笑)
…laid eyes on…が解らない。辞書を引いてなんとなく理解する。清水訳では「会ったとき」村上訳「出会いは」。

 この調子では読了まで何ヵ月いや何年掛かることやら…(笑)。

>>[005]
 「さよなら、愛しい人」ですが、あれはヴェルマ・ヴァレントはじめ“女性の側から”の言葉らしいんですよ。確か村上春樹自ら述懐しています。(「そうだったのか、納得した」というかなりの反響が有ったとのこと)

 まあオールドファンには「さらば愛しき女よ」の『整ったリズム感ある美しい』題名の方が馴染み易いってこともありますが…。これは大鹿マロイやマーロウの側からの“farewell”になりますね。

 どちらの解釈も成り立つだけに『判断』は個人の好み。私はもちろん「さらば…」派で〜す。

>>[007]
 う〜ん…。
 まず題名の翻訳から見直し、ですか。

>>[009]
 私は35年前、村上春樹が群像新人賞とってデビューしてすぐ読者になって〈文体〉刷り込まれちゃったんで気にならない。
 そもそも私の〈文章体験〉は(小学生のSF推理ジュヴナイルを別にすれば)中二の時の井上一夫訳イアン・フレミング007シリーズと国語の副教材所載の三島由紀夫の『文章指南書』みたいな短文、高校から筒井康隆平井一正はじめ国内海外SFごちゃごちゃ、大学で浅倉久志他訳ディック清水俊二稲葉明雄訳チャンドラー安部公房大江健三郎、ぐらいしか無い。

 山本周五郎や中島らもを〈文体〉を意識して(ずいぶん違いますね笑)読み始めたのは社会人になってしばらく経ってからなんで〈大人〉になって初めて読んだのが村上氏だった訳なんですよ。
 〈文章家〉と言えるのは『短文の』三島氏ぐらい(笑)。

>>[011]
 そうですね。安部公房でさえノーベル文学賞貰ってないんだからね。村上氏の小説程度の〈内容〉ではねえ…。

 荷風は考えときます。老後が近いので(笑)。
 入門編(文庫がいいなあ笑)をお教えくだされ。

 笑ってばかりだな…。

>>[013]
 志賀直哉は「城崎にて」「小僧の神様」など高校生の読みそうなものは、梶井基次郎は全作品を厚めの文庫本「檸檬」(角川?)一冊で、読んでいます。

 今から読むならやはり荷風の随筆でしょうか。

 話は逸れますが、若い頃いっとき「文章読本」に凝りまして、谷崎、川端、中村真一郎、三島、丸谷才一、向井敏、果ては井上ひさしまで集めました。が全部読んだのか記憶に無い(笑)。再読する気も無い(大笑)。
 読むなら〈作品〉の文章が読みたい。(もう時間あんまり無いんだから)と…。

>>[015]
 うーん、どうでしょう。心配なのはあと10年もしたら呆けて来るのではないかと…。アル中ハイマーなんてったりして…(いかん私もオヤジギャグ笑)

お詫び

 トピック一覧をもう一度見直したら既に同名のトピックがありました。混乱を招いたかも知れません。お詫びします。が、こちらのトピでは話題が続いていますので存続させたいと思います。

             
 双葉十三郎氏翻訳から五十余年、「大いなる眠り」に待望の新訳が出ましたが、何かと議論のある村上春樹氏訳。読者の反応を待ちたいと思います。

ハヤカワオンライン・ニュースより

>>●HM『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー
1,037円/2014/07/24発売予定
〈探偵フィリップ・マーロウの初登場作!
 村上春樹新訳が待望の文庫化〉
NHKドラマ化で話題の探偵フィリップ・マーロウ・シリーズの第一作がハヤカワ文庫に初登場! アメリカ「タイム」誌、仏「ル・モンド」紙の名著百冊に選出された傑作小説。

 〈断定〉ではなく『議論』『論考』『論証』をお願いします。

   
村上訳のよしあしはわからないのですが、村上さんのいろんな翻訳小説読んでいると、カーヴァーはとてつもなくわかりやすいけど、フィッツジェラルドはやや読みにくいとか、ありますね。原文との相性もあるのでしょうか。

村上さんも別にお歳というわけでもないんでしょうけど、どこかでだんだん、自分の年齢を考えて残り時間が何ができるか意識するようになったという意味のことをおっしゃってましたし、「グレート・ギャツビー」はあんなに、いつか訳すいつか訳すともったいぶっていたのに、チャンドラーはいきなり「ロング・グッドバイ」から翻訳するという、やけに急いでた印象でしたね。村上訳チャンドラーも四冊目となって、訳もこなれてきたのではないでしょうか。
>>[24]
 スペンサーシリーズは今でも人気は高いようですが、例のハヤカワ文庫改版(トールサイズ化)が滞っているらしく大半が絶版品切れ。読みたくても入手できない状態のようですよ。
>>[26]
 そうか?! BOOK・OFFで買えばいいんだ(笑)。

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