ちなみに…ジョルジオ・モロダーは電子音楽界が生んだ偉大なるコンポーザーです。
40年イタリアで生まれたジョルジオは、学生時代から作曲活動を開始し、その後、ドイツ・ミュンヘンに自らのスタジオを構え、シングル「Mah Na Mah Na」(68年)でデビューしました。
70年代はPete Bellotteと手を組み、ボストンの女性シンガー、ドナ・サマーなどをプロデュースしました。
そこでついに、タンス型のムーグ・シンセを駆使して開発されたミュンヘン・ディスコ・サウンドと呼ばれる16分のシーケンス・ベース・ラインがお披露目されることになったんです。そういうアグレッシヴな活動のなかで「ラヴ・トゥ・ラヴ・ユア・ベイビー」(75年)、「アイ・フィール・ラヴ」(77年)などが全世界で大ヒットを記録しました。ドナの全身全霊をかけた超絶ヴォーカルを宇宙にまで導くデケデケ・サウンドは、その後のディスコ・ブームの先駆けとなりました。さらに、ダンス音楽のみならず、映画のサントラでもその敏腕っぷりを発揮。特に『ミッドナイト・エクスプレス』、『メトロポリス』、『フラッシュダンス』、『トップガン』は映画音楽史に残る不朽の名作であります。