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佐藤道代/ISADORA DUNCAN Danceコミュのはなとむしのフェアリー・デイ・キャンプ

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夏の一番の思い出ですが、8月27日から29日まで、行徳野鳥観察舎、南行徳公園、水芭蕉庵にて、自然体験教育者の早川広美さん(ひろりん)、ピアニストの吉岡優子さん、科学者のマーク・ヴェイギンズとコラボレーションし、「自然、ダンス、音楽、科学」の体験学習会「はなとむしのフェアリー・デイ・キャンプ」を行いました。

第一回目の本企画には、4歳から10歳までの9人の元気な子供たちが参加してくれました。2日間、自然を観察し、英語のフェアリーの本を参考にしたりして、見えない自然の力=フェアリーをダンス・クラフトなどのアートで表す様々な試みを行い、最終日の発表会「フェアリー・フェスティバル」で、生のピアノ演奏でダンスを発表して素晴らしかった!そして最後に、フェアリーを「見えない自然の力、重力」として、科学者がお話をしました

第一日目は、「はなとむしのフェアリーを探せ!」と題して、行徳野鳥観察舎の遊歩道を探索。ひろりんが、「フィールド・ビンゴ」を教えてくれました。これは、紙に、「はな、むし、ざらざら」等の言葉を書いた升目を作って、見る、聞く、触る、嗅ぐなどの五感を使い、自然の中でそれらを見つけたときに、その升目に丸をつけ埋めていきます。一列揃ったら、ビンゴ! でも、一列どころか、みんな、升目が真っ黒になるまで自然の中で色々な発見をしていきました。

次に、「カメラゲーム」。これは、ペアになり写真家が見つけた美しい場所まで、カメラ(目隠しした人)を連れて行き、カメラの人が目を開けてその美しさを目に焼き付ける、というものです。私も参加してびっくり! 普段見えなかった自然の美が、くっきりと目の中に入ってくるのです。こんな美しい光景を見せてくれたHちゃんに感謝です!

「木のシルエット」では、一人ひとりが木になったり、横に長い不思議な木を見つけ、皆で一緒にその形を創りました。この体験は、その後、シベリウスの「もみの木」に合わせ「木の踊り」の振付になりました。

遊歩道を歩いているうちに、沢山の虫に出会いました。せみや、かなぶんを夢中で追いかけるM君。後でM君は2,3日前まで虫を触れなかったとお母さんから聞いてびっくり。こどもって体験したらすぐに変わるのですね。Rちゃんも最初は「こわいー」と言っていましたが、いつの間にか平気になっていました。せみがらもあちこちにありました。「せみって1日しか生きないの?」の質問に、「1週間くらいって言われているけれど地面の中で生きている時間が長いんだよ。」とひろりん。彼女は、物知りで草木や虫の名前や性質が見ただけで教えてくれます。この虫の観察から、男の子達で「虫のダンス」を作りました。

女の子達は、2匹の蝶が追いかけっこしているのを発見。そして、午後この蝶を思い出して「蝶々の追いかけっこ」というダンスをしました。(曲はグリーグの「蝶々」)

次の日は「フェアリーはいつも近くにいた!」と題して、南行徳公園や水芭蕉庵の庭で、身近にいるフェアリーを探しました。
Mary Bakerのフェアリーの本を皆で読んだ時に出てきたフェアリーがいそうな木のうろ。「森の色合わせ」では、自然の中にある色々な色を探しました。SちゃんAちゃんは、ひまわりの色が、一様に黄色ではない事を見つけていました。その後、目隠しをして、ひまわりを触りました。真っ直ぐ伸びる茎とおひさまに向かう丸い花。その感じを「ひまわり」(タイユフェール曲)で踊りました。

この「目隠しいもむし」では、目隠しをするとからだの感覚に集中出来る事に気がつきました。足の裏で、地面が土から砂、そして草に変わるのを感じたり、寝転んだり。ダンスにはまずこの「感じるからだ」が大切。「こうやって自然から学ぶんだな」と私も発見の連続。バラのトンネルでは、自分が好きなバラを教えあいました。その感じを「バラの花びら」(ブラームス「間奏曲」)踊りました。

「水芭蕉庵の美術館」では、こどもたちが美しいと感じた場に額をかけて、タイトルをつけて絵にしました。お花だけでなく、スイカやイチジク、そして道端に落ちたトマトが絵になっているのに感動。子供たちが自然に触れたときの愛を感じました。又、野外体験を大胆な構図にして絵に書いてくれた子もいました。

最後の日の「フェアリー・フェスティバル」では、お客様の前でこれらの自然体験からのダンスを踊りました。吉岡さんの奏でる曲に皆とっても楽しく元気に踊ってくれました。「2日間でこんなに上手に出来たなんて信じられない!こどもってすごいですね。」とお客様。

ヴェイギンズ博士が、見えない自然の力、重力の話をした時に、太陽、地球、月になって動いてみました。6歳の男の子が真剣に聞いて、質問をしていたのには驚きました。

最後に福島の霊山から取り寄せた新鮮な野菜でモモちゃんが作ってくれたおいしいベジタリアン・ランチを皆で食べました。モモちゃんはキャンプのシェフ。ラタテュイユ、ポテトや大根のサラダ、そして、桃、水芭蕉庵に実ったイチジクのパイなど、ご馳走が並びました。
参加してくれた皆さんのお陰で、とっても楽しい夏休みの思い出が出来ました。

皆さんありがとう!

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