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原始仏典コミュの原始仏典が読める書籍

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原始仏典が読めるおすすめ書籍を紹介します。
(漢訳『阿含経』は原始仏典ではありません。原始仏典はパーリ語です)






1.初心者向け + 安価 + 信頼できる原始仏典

 ◎『ブッダ神々との対話』岩波文庫 ¥840  相応部経典 偈篇の全訳 
 ◎『ブッダ悪魔との対話』岩波文庫 ¥903  相応部経典 偈篇の全訳
 ◎『ブッダ最後の旅』  岩波文庫 ¥735  長部経典 第16経の全訳

  ちゃんとした原始仏典です。
  安心して購入してください。
  持ち運びにも便利です。
  神々と悪魔の二冊分で『南伝大蔵経 12巻 相応部1』と同内容ですので
  この二冊を買えば南伝の第12巻は買う必要がなくなります。





2.初心者向け + 具体的修行方法の記述がある原始仏典

 ◎『原始仏典』 [全7巻]  中村元 監修 春秋社  全巻で¥ 52,815   
 △『パーリ仏典』[全12巻] 片山一良 訳 大蔵出版 全巻で¥119,280 

  両者ともに同経典の訳。訳者と註と解説だけ異なる。
  ◎の方は解説が煩瑣でなく本文に集中できておすすめ。
  △の方は学術的で値段が高く初心者にはおすすめできない。
  ◎の内容だけで一生分の修行方法はわかります。





3.原始仏典が全て読めるのはこのシリーズだけ

 ◎『南伝大蔵経』(全73巻) 大蔵出版 

   ◎ 原始仏典のみ購入 → 1〜4巻 6〜23巻 計25冊で¥123,375
   △ 全巻全てを購入  → 目録も含む   計73冊で¥361,620
         
  ◎の原始仏典のみの購入で十分です。
  △のように全巻全てを購入すると24万円もの余分の出費があります。

  僕は原始仏典と少しの長老作品しか持っていず全巻揃える予定もありません。
  このシリーズには上に紹介した経典ももちろん全て入っています。
  難点なのは「文語体」であることです。たとえば

  「汝の意に於て如何、色は常なりや、無常なりや。
   大徳よ、無常なり。
   若し無常ならば苦なりや、楽なりや。」

  全てこの調子です。現代語訳ではないので注意してください。





4.他の原始仏典書籍

 他にもありますが、抄訳がほとんどなのであまりおすすめできません。
 原始仏典として「揃えることができない」ということです。






 

以下は紹介書籍の内訳です。



・『原始仏典』春秋社

『原始仏典 第1巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  7,875円(税込)
『原始仏典 第2巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  6,825円(税込)
『原始仏典 第3巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  6,825円(税込)
『原始仏典 第4巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  8,400円(税込)
『原始仏典 第5巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  7,140円(税込)
『原始仏典 第6巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  7,350円(税込)
『原始仏典 第7巻』 森祖道 編 浪花宣明 編 春秋社  8,400円(税込)

第1巻〜第3巻は長部経典の全訳。
第4巻〜第7巻は中部経典の全訳。
計7冊 52,815円(約5万3千円)

原始仏典に相当するのは、律蔵と長部経典・中部経典・相応部経典・増支部経典です。この春秋社のものはそのうちの長部経典と中部経典の全訳があります。

この春秋社の『原始仏典』シリーズに含まれていない原始仏典である「律蔵と相応部経典と増支部経典」は、『南伝大蔵経』(大蔵出版)を買うしかないのが実状です。抄訳なら他にもありますが、全訳は残念ながら『南伝大蔵経』しかありません。





・『パーリ仏典』大蔵出版

『パーリ仏典 第1期1』 片山一良 訳 大蔵出版  9,975円(税込) 
『パーリ仏典 第1期2』 片山一良 訳 大蔵出版  9,975円(税込) 
『パーリ仏典 第1期3』 片山一良 訳 大蔵出版  9,975円(税込) 
『パーリ仏典 第1期4』 片山一良 訳 大蔵出版  11,550円(税込) 
『パーリ仏典 第1期5』 片山一良 訳 大蔵出版  10,290円(税込) 
『パーリ仏典 第1期6』 片山一良 訳 大蔵出版  10,290円(税込) 
『パーリ仏典 第2期1』 片山一良 訳 大蔵出版  8,925円(税込) 
『パーリ仏典 第2期2』 片山一良 訳 大蔵出版  9,975円(税込)
『パーリ仏典 第2期3』 片山一良 訳 大蔵出版  8,925円(税込)
『パーリ仏典 第2期4』 片山一良 訳 大蔵出版  8,925円(税込) 
『パーリ仏典 第2期5』 片山一良 訳 大蔵出版  11,550円(税込) 
『パーリ仏典 第2期6』 片山一良 訳 大蔵出版  8,925円(税込)   

第1期は中部経典の全訳です。
第2期は長部経典の全訳です。
計12冊 119,280円(約12万円)

順序が春秋社とは逆ですが、中部経典と長部経典の全訳という点では同じです。



     




・『南伝大蔵経』(大蔵出版)


 [1]律蔵 
第 1 巻  律蔵 一 (経分別一)    OD版(オンデマンド版) 4,935円(税込)
第 2 巻  律蔵 二 (経分別二)    OD版 4,935円(税込)
第 3 巻  律蔵 三 (犍度一<大品>)  OD版 4,935円(税込)
第 4 巻  律蔵 四 (犍度二<小品>)  OD版 4,935円(税込)
第 5 巻  律蔵 五 (附随)      OD版 4,935円(税込)


 [2]経蔵 
第 6 巻  長部経典  一 (1–14)     OD版 4,935円(税込)
第 7 巻  長部経典  二 (15–23)   OD版 4,935円(税込)
第 8 巻  長部経典  三 (24–34)   OD版 4,935円(税込)
第 9 巻  中部経典  一 (1–40)    OD版 4,935円(税込)
第10巻  中部経典  二 (41–76)   OD版 4,935円(税込)
第11巻上 中部経典  三 (77–110)   OD版 4,935円(税込)
第11巻下 中部経典  四 (111–152)  OD版 4,935円(税込)
第12巻  相応部経典 一 (有偈篇)    OD版 4,935円(税込)
第13巻  相応部経典 二 (因縁篇)    OD版 4,935円(税込)
第14巻  相応部経典 三 (犍度篇)    OD版 4,935円(税込)
第15巻  相応部経典 四 (六処篇)    OD版 4,935円(税込)
第16巻上 相応部経典 五 (六処篇 大篇) OD版 4,935円(税込)
第16巻下 相応部経典 六 (大篇)     OD版 4,935円(税込)
第17巻  増支部経典 一 (一集–三集)  OD版 4,935円(税込)
第18巻  増支部経典 二 (四集)     OD版 4,935円(税込)
第19巻  増支部経典 三 (五集)     OD版 4,935円(税込)
第20巻  増支部経典 四 (六集–七集)   OD版 4,935円(税込)
第21巻  増支部経典 五 (八集)     OD版 4,935円(税込)
第22巻上 増支部経典 六 (九集–十集)  OD版 4,935円(税込)
第22巻下 増支部経典 七 (十集–十一集) OD版 4,935円(税込)
第23巻  小部経典  一 (小誦経 法句経 自説経 如是語経)OD版 4,935円(税込)


  原始仏典はここまで。以下は長老作品がほとんど。





第24巻  小部経典  二 (経集 天宮事経)        OD版 4,935円(税込)
第25巻  小部経典  三 (餓鬼事経 長老偈経 長老尼偈経)OD版 4,935円(税込)
第26巻  小部経典  四 (譬喩経一)         OD版 4,935円(税込)
第27巻  小部経典  五 (譬喩経二)         OD版 4,935円(税込)
第28巻  小部経典  六 (本生経一  1–50)     OD版 4,935円(税込)
第29巻  小部経典  七 (本生経二  51–150)   OD版 4,935円(税込)
第30巻  小部経典  八 (本生経三  151–250)   OD版 4,935円(税込)
第31巻  小部経典  九 (本生経四  251–350)   OD版 4,935円(税込)
第32巻  小部経典  十 (本生経五  351–416)   OD版 4,935円(税込)
第33巻  小部経典  十一 (本生経六  417–463)   OD版 4,935円(税込)
第34巻  小部経典  十二 (本生経七  464–496)   OD版 4,935円(税込)
第35巻  小部経典  十三 (本生経八  497–520)   OD版 4,935円(税込)
第36巻  小部経典  十四 (本生経九  521–532)   OD版 4,935円(税込)
第37巻  小部経典  十五 (本生経十  533–539)   OD版 4,935円(税込)
第38巻  小部経典  十六 (本生経十一 540–545)   OD版 4,935円(税込)
第39巻  小部経典  十七 (本生経十二 546–547)   OD版 4,935円(税込)
第40巻  小部経典  十八 (無礙解道一)        OD版 4,935円(税込)
第41巻  小部経典  十九 (無礙解二 仏種姓経 所行蔵経) OD版 4,935円(税込)
第42巻  小部経典  二十 (大義釈一)         OD版 4,935円(税込)
第43巻  小部経典  二十一(大義釈二)         OD版 4,935円(税込)
第44巻  小部経典  二十二(小義釈)          OD版 4,935円(税込)


 [3]論蔵
第45巻  法集論           OD版 4,935円(税込)
第46巻  分別論 一         OD版 4,935円(税込)
第47巻  分別論 二 界論 人施設論  OD版 4,935円(税込)
第48巻上 双論  一          OD版 4,935円(税込)
第48巻下 双論  二         OD版 4,935円(税込)
第49巻  双論  三         OD版 4,935円(税込)
第50巻  発趣論 一         OD版 4,935円(税込)
第51巻  発趣論 二         OD版 4,935円(税込)
第52巻  発趣論 三        OD版 4,935円(税込)
第53巻  発趣論 四        OD版 4,935円(税込)
第54巻  発趣論 五        OD版 4,935円(税込)
第55巻  発趣論 六        OD版 4,935円(税込)
第56巻  発趣論 七        OD版 4,935円(税込)
第57巻  論事  一         OD版 4,935円(税込)
第58巻  論事  二        OD版 4,935円(税込)


 [4]蔵外
第59巻上 弥蘭王問経 上     OD版 4,935円(税込)
第59巻下 弥蘭王問経 下      OD版 4,935円(税込)
第60巻  島王統史 大王統史   OD版 4,935円(税込)
第61巻  小王統史        OD版 4,935円(税込)
第62巻  清浄道論 一      OD版 4,935円(税込)
第63巻  清浄道論 二      OD版 4,935円(税込)
第64巻  清浄道論 三      OD版 4,935円(税込)
第65巻  ①一切善見律註序
      ②摂阿毘達磨義論
      ③阿育王刻文     OD版 4,935円(税込)

『パーリ原典対照 南伝大蔵経総目録』 6,300円(税込)

               『南伝大蔵経』大蔵出版、以上。





目録以外はすべて一冊「4,935円(税込)」です。

 

  計73冊(目録含む) 361,620円(約36万円)

  原始仏典のみの購入なら  → 計25冊 ¥123,375(約12万円)




『南伝大蔵経』のシリーズで原始仏典だけを揃える場合は、36万円もかかりません。大体、12万円弱で揃えることができます。以下を参照。






[原始仏典のみの購入の場合]


  律蔵 南伝1–4 
  経蔵 南伝6–23  計25冊 ¥123,375(約12万円)           


南伝5巻(律蔵の「附随」)は長老作品なので原始仏典ではありません。
経蔵は四部経典と小部経典の[一]だけを購入すれば十分です。南伝25巻(小部経典三)から後ろは仏説ではない可能性が高いので購入する必要は特にありません。

南伝24巻[小部経典二]の内容はスッタニパータ[経集]と天宮事の二つのみですが、天宮事は長老作品だと思われますし、スッタニパータは岩波文庫の『ブッダのことば』が全訳していますので、『ブッダのことば』は持っているから必要ないという方は購入する必要はありません。スッタニパータにも長老作品は多いですから、原始仏典には含みません。ですから、南伝22巻上[小部経典一]だけあれば問題ありません。

論蔵はもとより長老作品なので原始仏典ではありません。
蔵外はもとより蔵外なので原始仏典ではありません。



注意1:現代語訳ではなく文語訳なので古めかしい文体で読みづらいです。注意してください。 (例:「是の如く我聞けり。一時世尊・・・住し給いき」のような文体)
注意2:アマゾンで注文すると一ヶ月以上かかる場合があるので、以下の大蔵出版のHPから注文した方が早く手元に届きます。 今はどうかわかりませんが、数年前はアマゾンで注文すると届くのが遅かったです。


文語が苦手な方は、以下の『原始仏典』(春秋社)シリーズと『パーリ仏典』(大蔵出版)シリーズを購入してください。安上がりでわかりやすいのは『原始仏典』で、高額で専門的で少し取っ付きにくいのは『パーリ仏典』です。僕は『原始仏典』をおすすめしています。全巻そろえると、7万円もの差がありますから。


  ・大蔵出版のホームページ
   http://daizoshuppan.bunkensystem.co.jp/daizo/index.asp

コメント(4)

『南伝大蔵経』の購入の合計が少し誤っていたので以下のように訂正し、全体も編集しました。





 ◎『南伝大蔵経』(全73巻) 大蔵出版 

  原始仏典のみ購入 → 1〜4巻 6〜23巻 計25冊 ¥123,375
  全巻全てを購入  → 目録も含む   計73冊 ¥361,620
  
1.を3冊購入させていただきました。

遅遅たる歩みと思いますが
読み進めて参りたいと思っております。

ありがとうございます。
参考になったようで嬉しく思います。原始仏典を読むことは「聞」に相当し、修行の根本ですからとても推奨されることです。多くの人が自ら原始仏典を手にとってご自身で原始仏典・原始仏教を判断していただければと思います。
原始仏典は、初めは煩瑣な繰り返しが多いように感じられることもありましたが、その繰り返しが逆に不思議な気づきを生じさせることもありますね。
また、意味の取りづらい所をいかなる意味なのか、理解しようと考えたり時間をおいたりすることで、それが大切な学習になることがありますね。

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