石油ラブ（石油好き同盟）コミュの環境問題とエネルギー会社について

僕は元々大学では環境工学を学ぼうと思っていましたが、紆余曲折を経て今は大学院で石油工学を勉強しています。
理由はいくつかありますが、環境に対してより多くのインパクトを与えるのは環境汚染の計測や評価を行う環境系の業界ではなく元の資源を提供する側だと思います。
例えば、個人的には別の意見を持っていますが、仮に地球温暖化が起こっているとして、そしてそれが二酸化炭素によって引き起こされているとして、石油は環境に悪いか、と考えた場合、ライフサイクルでの二酸化炭素の排出を評価すれば最近流行りのバイオマスと比べると大した違いありません（＊１）。

石油資源はすでに地球に取り込まれている二酸化炭素を大気に放出するのが問題だ、と言われますが、最近の石油業界が力を入れているように二酸化炭素を生産済み、もしくは生産性を挙げるために生産中の油層に圧入すれば、ライフサイクルでの二酸化炭素はマイナスにできます（＊２）。
長々としたトピックをたててしまいましたが、最近多くの人の関心が地球温暖化に向いていて、消費しているにも拘らず石油業界に対して良い感情を持っていないことが腑に落ちません。
最近のドキュメンタリー映画のように環境問題をことさらあおっているのを見ていると、まるで動物愛護団体が、それが多くの人にとっても必要で有るのに、食料のために屠殺される動物や実験に使われる動物に対してセンシティブになっていることとダブります（＊３）。

他の皆さんはどのような意見を持っていますか？

（＊１）http://users1.wsj.com/lmda/do/checkLogin?mg=evo-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB116985512034389563.html
（＊２）http://www.fossil.energy.gov/programs/sequestration/geologic/
（＊３）http://www.stopanimaltests.com/index.aspx