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エディタ・グルベローヴァコミュの旧ソ連時代と大ホール時代の演奏と リヒテル と グルベローヴァ の 歴史に残る 瞬間!編集する 2009年09月13日00:35  

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  A さんの日記「クレーメル青春譜」 への コメント から


  彼の外見から 全く 想像も出来ない 事 です!

> 過剰な自由が芸術の力を奪う とすれば・・・・・

実に 鋭い疑問ですが よくよく 熟慮いたしますと

 世界一 の 超テクニシャンを 多数 輩出していますが 西欧の演奏家に比べ いわゆる「音楽性」 の面で 見劣りをする傾向がございます。
流石に 共産主義 以前の 帝政ロシア 時代には
全てを備えた 大家が 大勢輩出いたしました!
  しかし クレーメル の演奏は 実に魅力的 ですね!

> 帝政ロシア時代の大家、とはラフマニノフの様な人のことでしょうか。

 お説のとおりです!
大家ラフマニノフ の他に スクリアビン プロコフィエフ がおり とりわけ Vn では ハイフェッツ エルマン ジンバリスト アイザック・スターン という ロシア勢が 世界のVn界を独占し 20世紀アメリカの黄金時代を 築きました。 

 これは カーネギーホールの 全盛期 でもありましたね!

A さん へ   

   先日の私のコメントが 適当であったか?(政治家用語みたいですね ( 笑い) A さんに 失礼が無かったか?  腐心しておりました!

 ソ連 と聴くと 身構えてしまうのですが 彼の国は 国威の顕示戦略 として スポーツ バレエ 音楽に 欧米には無い 社会主義 ならではの 才能特訓システム(生涯保証)を構築し 大量の天才を 発掘・量産して 参りました!

 その結果 指は 機械より正確に動けども 精神は空洞化 という 演奏家が 量産されました。

 オイストラッフ ギレリス リヒテル ロストロポービッチ クレーメル などの大家は 例外ですが!

 「シャコンヌ」 なる映画があり クレーメルが あの Vn 音楽中の 最高傑作 バッハ の名曲の吹き替え 演奏をしており 最高の名演でした!

 「幻のピアニスト」 と言われた リヒテルも・・・・・・
初来日 (1000万円の ステージ) を聴きました。
 第一曲目 の 弾き始め 直前の あの 2000名の聴衆の 水を打った 「沈黙」は 空前絶後で 極度の緊張から 呼吸が出来ませんでした!

 全く同様の体験は 「グルベローヴァ 」 の オペラ 「ルチア」 の 名アリア 「狂乱の場」 の 歌い出し の直前 ・・・・・ あの静寂に 呼吸困難となりました。
 ソ連に限らず 世界的に 音楽が「大衆化」 し 「ギャラが高額化」 するに従い ホールが大型化し歌手や演奏家 には より 「早く」 より 「強く」 より 「大きく」 という技能が 際限なく要求され ホール拡大化 との悪循環となる に従い 演奏家の音楽性も 反比例的に 喪失 してきました。

 理想は 1000人弱の 小さいホールで アットホームに サロンコンサート的に 演奏すると デリケートで音楽的な演奏が 可能になります。

  従って これ以上に 前述の 三つの技能を 要求されると 現代の演奏家は 「破綻」 するでしょう!
  くしくも 未曾有の金融危機から 音楽のスポンサーが 壊滅し 大ホールでのコンサートや 高額ギャラ の演奏も激減しますから 進化論 から 昔の様な のんびりとした 演奏会 が増えることでしょう。 
  A さん ご高覧 ご賢察 の程 よろしく お願い申し上げます。

  追伸

『 3日のブルックナーの7番も 先日のマーラーで 私小説的要素が 全く感じられなかった のと同様、神の存在,畏れというものは 全く感じ取れない。
 アメリカ流の美学 だろうか。
音の純粋美 だけを 追求する 新たな 耽美主義、その究極の形が ここにある。』
 (音楽評論家 岡本 稔)

 ハイティング 指揮 シカゴ 響  サントリーホール

  ここにも やはり 時代の 大きな 流れが あるようだ。

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