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ルーマニアコミュの 『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行』のご案内

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 このたび、彩流社より拙著『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行:ルーマニアの古都を歩く』を上梓いたしました。奥付上の刊行日は11月5日ですが、すでに、書店に配本となっておりますので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージです)

 今回の拙著は、雑誌『キュリオマガジン』2008年10月号から2009年12月号まで14回にわたって連載した「郵便学者の世界漫遊記:ルーマニア篇」に加筆・修正してまとめたもので、2008年6月に僕がルーマニア西部のトランシルヴァニア地方と東北部のモルダヴィア地方をまわった時のことを、この地域の歴史なども振り返りつつ、切手や絵葉書を交えてまとめたものです。 シリーズ前作の『タイ三都周郵記』の場合、図版は基本的にモノクロだったのですが、今回は、『キュリオマガジン』連載時の雰囲気を生かすべく、オールカラーで図版をしっかり見せる作りになっています。

 第一部の「トランシルヴァニア周郵記」では、ルーマニア第二の都市ブラショフを皮切りに、“ドラキュラ城”ことブラン城、ドラキュラのモデルとされるヴラド・ツェペシュの生地シギショアラ、2007年の欧州文化首都シビウ、ルーマニア近現代史の重要都市であるアルバ・ユリアとティミショアラの5ヶ所を取り上げたほか、コマネチゆかりのデヴァについても触れています。ルーマニアと言えば、なんといっても、ドラキュラ、コマネチ、チャウシェスクが不動の“3大スター”となるでしょうが、僕のトランシルヴァニア旅行も、結果的に、彼らの痕跡をなぞりながら、ルーマニアの過去と現在を歩くものになりました。

 一方、第二部の「牛を訪ねてモルダヴィア」では、オードリー・ヘップバーンの名画『シャレード』に登場する珍品切手のモデル“モルダヴィアの牛”を狂言回しとして、世界遺産としても知られる南ブコヴィナの壁画修道院めぐりと、古都スチャヴァならびにヤシの観光、そして、隣国モルドヴァ共和国との国境越えの体験記をまとめてみました。

 第一部・第二部のいずれも、旅先での僕の体験とあわせて、ルーマニア史のあらましについても一通り盛り込むように努力したつもりです。今年は、全世界に衝撃を与えたルーマニア革命とチャウシェスクの処刑から 20年。この機会に、ぜひ、お手にとっていただけると幸いです。

 なお、本書の内容の一部は、僕のブログの“ルーマニア”カテゴリー(http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-category-160.html)でもご覧いただけます。

 * アマゾンのページ:http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%82%A2-%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A2%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%B4%80%E8%A1%8C%E2%80%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%8F%A4%E9%83%BD%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8F-%E5%88%87%E6%89%8B%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E5%86%85%E8%97%A4-%E9%99%BD%E4%BB%8B/dp/4779114845

 * 年末の出版記念パーティーについては、別途、本コミュ内の“イベント”としてご案内しております。こちらもよろしかったら、ご覧ください。

コメント(7)

 経済学者・田中秀臣さんのブログ“Economics Lovers Live”にて、拙著『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行』が紹介されました。よろしかったら、http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/searchdiary?word=%2a%5b%cf%c3%c2%ea%5dをクリックして、ぜひご覧ください。
 有名書評ブログ“新世界読書放浪”で紹介されました。よろしかったら、http://neto.blog10.fc2.com/blog-entry-5198.htmlをクリックして、ぜひご覧ください。
・UMA宇宙人様

 書き込みありがとうございます。ぜひ、よろしくお願いいたします。
 読売TVアナウンサー・道浦俊彦さんのブログで紹介されました。よろしかったら、http://www.ytv.co.jp/blog/announcers/michiura/2009/12/2009115.htmlをクリックして、ぜひご覧ください。
 夕刊フジに書評が掲載されました。http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20091225/enn0912251624022-n2.htmでもご覧になれますので、ぜひ、ご覧ください。
 現在発売中の『サンデー毎日』に小林照幸さんによる書評が掲載されました。以下、コピペして貼っておきます。

 ◆周遊記ならぬ周郵記

◇『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行ルーマニアの古都を歩く』内藤陽介・著(彩流社/税込2940円)

 今から20年前の90年の新年。バブル経済下の日本でも、東欧民主化の各ニュースに興奮していたことが思い出される。

 89年11月のベルリンの壁崩壊は、同年に吹き荒れた東欧革命の象徴だが、12月下旬のルーマニア革命は「東欧民主化革命完成」というインパクトがあった。四半世紀にわたりルーマニア大統領として独裁を行い、人民の自由を奪ってきたチャウシェスクは逃亡劇の末に逮捕され、12月25日に大量虐殺と不正蓄財の罪により処刑。あの「白い妖精」のコマネチが革命直前にアメリカへの亡命に成功したのも話題となった。こう振り返るだけでも、ルーマニアはなじみのある国と言えよう。

 そうした人々の関心を踏まえ、ルーマニア西部のトランシルヴァニア地方、東北部のモルダヴィア地方における紀行記の本書は、「周遊記」ではなく「周郵記」である。旧所・名跡の紹介で同国の切手、はがき、切手付き封筒など古今の郵便物も存分に披露する。

 著者は67年生まれの郵便学者。郵便物を歴史的資料として重視し、国家や地域の来歴を多角面から考証する郵便学の提唱者として執筆活動も旺盛だ。

 著者が撮影した写真と、郵便物のデザインを見比べるのは楽しい。ルーマニアはドラキュラ物語の舞台地でもある。ドラキュラ、コマネチ、チャウシェスクゆかりの地、革命の聖地・ティミショアラの現在などが本書の読みどころ、見どころの軸を構成する。オールカラーの本書。切手はじめ郵便物が持つ装いの「美」が各頁に奥行きを持たせる。郵便物はしかるべき理由があって発行される歴史的資料、と納得させるのはやはり著者の筆力であろう。

<サンデー毎日 2010年1月17日号より>

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