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がんばろう関西!!コミュのMade in Japan

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私はアパレル製品の「製品化」に至る商品企画、マーケティングから海外生産での技術指導、品質管理に至る各部門に携わってまいりました。伝統工芸の町・京都では、失われようとしている「ビスポーク・テーラー(注文紳士服)」の技術を復興させようとするアパレルメーカーの設立にも参画したことがあります。

一方、私はマラソン・レースへの出場を楽しみにしている一市民ランナーでもあります。もともと若づくりや肥満防止の目的で走り始めたにもかかわらず、年々体力が増し、今ではフルマラソンのタイムが3時間を切ろうかという段階にまできています。

肥満防止に毎日1時間のランニングを日課にしていただけの時と違い、レースに出場してタイムが段々短縮されていくと、なんともうれしく欲もでてきます。

道具にも凝りはじめます。

マラソンならばマラソン“シューズ”ですが、こんにち、Nikeも、adidasも、われら日本のasicsも、世界中のスポーツシューズが皆、Made in Chinaです。

しかし最近、マラソンシューズの本家本元を標榜するasicsは、Made in “Japan”を“売り”にしたシューズを発売しています。

通常より高価な限定販売のこの靴は人気が高く、発売日を気づかずにいると着用者の多いサイズはなんと即日完売します。

もちろん私は、“Japan”と名づけられたこの靴とそのイメージがなんともうれしく“Japan”ユーザーです。

かたや、HONDAは大量生産に逆行するような、手作りの部分を色濃く残した高価なスーパーカー/NSXをリリースし、新規生産終了後、引き続いて、外装だけで300万円以上のメニューがありながら1年6ヶ月ものバックオーダーを抱える“リフレッシュプラン”という既存NSXユーザーへの専門チューンを開始しています。

“液晶”の第一人者シャープは人件費削減のために安易に中国生産を推進するのではなく、液晶テレビの生産を日本の工場での生産に切り替えています。

考えてみると、日本も敗戦から先進国に追いつくためにがむしゃらにがんばり驚異の販売成績をあげてきましたが、さらなるコストダウンのためにせっかく技術指導をして生産拠点を日本国外に移転しても、そのために日本の存在価値を脅かされるんだったら、なんのコッチャ〜わかりません?!

また、NASAのロケット技術を担ったような日本の機械加工の工場や技術者が泣く泣く廃業に追い込まれたり、生活のためしかたなく転職したりといったTV番組を見ました。 いままで、ニッポンが長年苦労して築いてきた知的財産を、簡単にあきらめさせたり、捨てさせたりしていいんでしょうか?

しかし、失敗のすぐそばに成功のヒントが隠されているといいますが、これからの日本があゆむべき方向性のヒントは、むしろ、上記の大量生産の代名詞のような大メーカーさえもが興味を示す、Made in Japan=手作りの“味”に隠されているのではないでしょうか?

消費者レベルでは、段階の世代が定年をむかえるようになり、「3丁目の夕日」のヒットやレトロブーム、日本に定着した古着やビンテージ・ジーンズの産業定着化を考えても、手作り感を色濃く残したMade in Japanの“味”への強い消費者の欲求を感じます。

米国に現在世界で唯一空を飛べる零戦がありますが、機械としての零戦には、物資が無い中で工夫の極致を凝らす、当時の“ニッポン”の技術者の魂を見るような気がします。

私は、日本という世界に類まれな環境が生み出す日本のすばらしさや誇りを世界に対してアピールして知らしめるべく新規事業をおこしたいと考えています。

以上についてご賛同をいただける方、また、ご意見ご感想をお待ちしております。

コメント(2)

大阪市には大阪産業創造館という起業支援拠点がありますが、その大阪産業創造館発刊の広報誌に以下の記載をみつけました。

http://www.sansokan.jp/press/

「日本のものづくりはかっこいい」

中国の台頭や不景気の環境下で厳しい状況が続いている。しかし、あらゆる障壁に屈することなく、自社の技術やアイデア、人材を磨き続ける企業もいる。今回の特集では、そんな経営者たちに、ものづくりに対する想いや技術にかける情熱を聞いた。

紹介している内容は・・・・

・「うちにしかできない」を可能にした「万能選手」集団

・常識を疑うことにこそヒントがある

・工場がきれいになって変わったのは社員の意識だった

・工場は「人生道場」。ものづくりは生き様そのもの

・世にないものを考え続ける想像力こそがアイデアの源泉

・未知のものをつくることがエンジニア冥利

・アイデアが形になっていく過程を社員が面白がれること

ある金属プレス加工会社の営業部長だった境田氏が、先代社長と出会いスピニング加工の早業に魅せられたのは15年前のこと。回転する円盤状のアルミ板にローラーを当てるとみるみる器状に変わっていった。「金型を使わない技術なので加工コストは格段に低く、使い道は多い」。そう確信し会社を継いだ後は社員と現場で汗しながら、取引先に「国誉アルミでなければ」と言われる会社であるための秘策を考え続けた。
はじめまして。
私は海外向けのOEM企画営業の仕事をしていて、Made in Japan製品のすごさを肌で感じています。
実現はまだ先の話になると思いますが、日本の素晴しい文化(モノづくりを含めて)をアピールできる仕掛けができたら、と考えているところです。

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