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日本的霊性コミュの日本的霊性とは何か?―それは二元論ではない。

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哲学者の「やすいゆたか」です。
 
 ヤマトタケル伝説の白鳥伝説でヤマトタケルの霊は白鳥であって、白鳥に霊が宿っているのではありません。

 日本の古層の死生観では、死後霊魂が離れて、蝶や鳥になって異界に向かいます。海では魚になって異界を目指すわけです。それらも霊が鳥や魚に宿っているわけではなく、鳥や魚が霊なのです。

 霊は様々に変態します。風や雲になったり、天上の星になったりもします。ということは自然は人間の霊であるとも解釈できます。

 たしかに憑依するという捉え方には、霊を物質と対極の精神的実体として捉えているかにみえます。動物霊が憑依するという捉え方がありますね。

 死後体の中の霊の部分が外に出て変態し、ある場合にそれが生きている人に入り込むというのが憑依現象でしょうね。それを物の怪が憑くといいますね。

 魂や霊魂は物として捉えられているわけですから、非物質的な精神的実体というような物心二元論とは言えないような気がします。

 物と霊が両方とも物と捉えられているということは、人間と自然、物質と精神、主観と客観を未分化で融合的・包括的、もっと言えば一体的に捉えようとしているわけです。

 それは物こそが心の内容であるという唯心論に近いかもしれませんが、命に一元化して捉えていると見れるかもしれません。ともかく霊は物として現われ生きるのであって、ものをつくって与える、命のを物を通して交流するというところに日本的霊性があると言えないでしょうか?

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