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怖い話スキーコミュの学生寮での出来事

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怖いかどうかわからないけど、以前に奇妙な体験しました。
今の時期になると毎年必ず思い出します。

12年前、千葉県N市の学生寮に2年間住んでいました。
学生寮(女子寮)とはいえ玄関が一つなだけで部屋にはバス、トイレ、キッチンがついており、学生マンションみたいなものでした。
私が住んでいたのは一階の角部屋で両親は物騒だと心配してたのですが、ベランダは地上からは高めに設置してあり、庭も広く非常に大きな外灯も設置してあり安全には配慮されていたと思います。

その年の夏、サークルの合宿の為信州で3日過ごしました。
合宿中から声がかすれたり、目がかすんだりと健康が取り柄の私にすれば珍しく絶不調でした。
いつも参加する打ち上げも断って早々に寮に帰って来て、シャワーをあび横になったのが11時くらいだったと思います。

疲れているのに眠れない事ありますよね。
まさにそんな感じで布団の中でもぞもぞしていたその時。

突然身体が動かなくなりました。金縛りです。
当時そういったものに懐疑的だった私は
『そうとう身体疲れてんだなあ』
と、のんきに構え指先を少しずつ動かして金縛りを解こうとしておりました。
でも、全く身体は自由になりません。すると、

ベランダの方から数人の話声が聞こえてきました。
首だけを何とか声のする方に向けたのですが、カーテンの向こうに大きな外灯の光により数人の人影が浮かびあがっていたのです。

私、その時変質者が部屋の外にいると思って本当に怖かったのです。叫び声をあげようにも声がでません。のどに何か詰まっているようで苦しいのです。

外に立つ数人の声はくぐもった様な声でしたが、だんだん大きくなってきました。
そしてすぐ耳元に声が響きはじめ、

それが読経だと気付いたのです。

不思議な事が起こりはじめました。
読経が大きくなるにつれて、私の両手が天井へと引っ張られ始めたのです。
『怖い、怖い、行きたくない!!!』
何故そう思ったのか分かりません。
とにかく何処かへ連れていかれるのでは?と恐怖でいっぱいいっぱいでした。
『お願い!連れてかないで!!』
心の中で叫びながら両手を身体に引き戻そうと格闘していました。

どれだけの時間だったか記憶にないのです。涙と汗でびちゃびちゃになり気がつくと外は明るくなっていました。

部屋をノックされドアを開けると少し怖い顔で寮母が立っていました。
『あなた部屋に誰か連れてきてない?』
私は一人だけだと伝えました。
外に私を連れだし、ついてくるように言うと
『昨日の晩あなたの部屋うるさかったわよ。この悪戯は何?』
と庭先から私の部屋のベランダの下を指さしました。

そこには大小の石が何段にも積み上げられており、5つの石塔のように立っていたのです。

寮母によって石は片づけられましたが、私はどうしてもその石には触れたくなかったのでした。

それ以後は別に何も起こりませんでした。
何だったんだろう????











コメント(7)

うわあ…石を積み重ねるって三途の河っぽくて怖い…
その後よくその部屋で過ごせましたね(;゜ロ゜)
私だったら怖くて友人の部屋に居候しそう…
おっかねぇΣ(;´□`;)
連れて行かれなくてよかったですね!
そういうのはどちらかというと、呪いとかの分野の話になりそうですね。石を積むとか、お経が聞こえるとか、なんだか幽霊にしては回りくどいというか・・・。まあなんにせよ、連れて行かれてないんだから、よっちゃんさんの勝ちですね。

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