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怖い話スキーコミュのヨシとアツと外人墓地とおれ

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おれには仲の良い二人の友人がいる。一人はヨシ、恐いもの知らずで頼りになる男だ。もう一人はアツ。ビビり担当の男だ。この三人で心霊、不思議スポットによく行く。

今回はの外人墓地に行った時の話。

いつも通り軽装なおれたち。アツはゴルフクラブを持って来ていた。

それも何故なのかピッチングウェッジ(PW)。

何をソフトに寄せるつもりなのか。

万が一に備えるならせめてドライバーにしてほしい。

ヨシ「おーあったあった。この先が外人墓地やわ」

おれ「けっこう登ったなぁ」

車を降りて30分は経っていた。

アツ「着いたな。なんもないな。さ、帰ろ」
PWで地面を叩きながらいつも通り帰宅を促す。

ヨシ「いや墓地ん中行こうや!」

アツ「イヤイヤイヤ。私有地やからあかんて。関係者以外立入禁止て」
ドンッ!ドンッ!PWで地面を激しく叩きながら言う。

いつもながらもっともなことではあるのだ。

ヨシ「おれらに縁のある土地にゆかりのある外人やろ?んならおれらは関係者やないか。」

友人の友人はアルカイダ、的な発想である。

おれ「ま、人類皆兄弟ってことで。な、アツ」

アツ「・・・」
バキッ!カンッ!無言でPWを叩きつけている。

ヨシ「嫌なら先に帰れや笑」

車で20分、そこから歩いて30分。選択の余地はない。

アツ「でもヤバイとこはやめよな」

ヨシ「いやまぁな、墓地なんてもんはそない恐ないねん。ご先祖を供養してる所やからな。ただ・・・」

おれ「・・ただ?」

ヨシ「ここに来た目的はな、石やねん。」

おれ「石??」

ヨシ「せや」

ヨシによると、なんでも昔深く愛し合っている一組の男女が暮らしていたそうな。
男は少し嫉妬深いきらいはあったが優しく、女は誰からも愛される良くできた人柄で、貧しいながらも幸せであった。ただ貧しさから子供を生めなかった。

ある時、女は身篭っていることに気付いた。しかし言い出せずにいた。
そんな事情を知った街の大地主が、子の為にと女にお金を恵んだ。
男が帰って来ると女は大金を見せ、事情を説明した。
しかし事を把握できなかった男は思わぬ大金を見て、女が良からぬことをして稼いだに違いない、子も地主の子だろうと決めつけ女に暴力を振るい追い出したそうな。

女は酷く傷付き崖から投身自殺をした。まだ見ぬ命と一緒に。

ヨシ「って〜話。んでその崖がほら、この上。で落ちた場所がちょうどここってわけ」

おれ「ほんまかいや」

ヨシ「いや知らん。ただなこのへんに小さい塚があってな、それに触れたり動かそうとした奴がみんな呪われてるって話」

おれ「それはやばいな。触らんようにしな。おいアツ聞いてんのか?」

アツ「ん??」

おれ「だからな、この変に石があって・・・・」

ヨシ「・・・・・」

おれ「・・・・おい。アツ。お前さっきから・・何叩いてんねん・・・?」

アツ「え?なんかデカイ石があったから」

・・・・・
・・・・・・・・・

ヨシ「お前サイコーやな笑」

アツ「何が??そんなことよりやっぱ帰ろうや」

おれ「よし、今すぐ帰ろう。走って帰ろう」

ヨシ「あーはっはは(爆)」

とりあえず車まで走った。ヨシの家までたどり着いたがアツに変化はない。噂はしょせん噂やな。

安心してるところにヨシの弟が帰ってきた。
霊感のある弟である。

ヨシの弟「兄貴、今日またどっか行ったやろ」

ヨシ「おーなんで?」

ヨシの弟「髪の長い女があっくんの横におる。妊婦?凄い形相で睨んでるで」

おれ「・・・さ、帰ろ」

翌日、アツは、、、

大変なことになりました。笑

コメント(24)

アツは責任をとらされて、
その妊婦とできちゃった婚したんですねぴかぴか(新しい)
いや、
ついてきちゃった婚したんですねぴかぴか(新しい)
分かります電球
アツいぜexclamation ×2
やっぱりすごく面白いですね!
混ぜて欲しいくらいに(生きる根性養成されそう)

アツさんどうなったんですか?
にらみ返してそうだけどwww
> カリート・B【金時】さん

もー正解!10ポイント笑
それサイコーですやん!笑
続きです。

翌朝、また三人で遊ぶことになった。

アツの様子は特に大丈夫そうだったので一安心だ。

なかなかに暑かったのでサーティワンに行くことに。

アツははしゃいでトリプルを買った。

店を出て最上段のアイスを半分くらい食べた時、悲劇が起きた。



ピチャッ!

ん??

ん????

アツ「あ゙ぁぁぁーーーー・・・」

なんと

鳩の糞がアイスに直撃。

ヨシとおれ爆笑。

がこんなことは序章に過ぎなかった。

落ち込んだアツを励ますことなくしばらく歩いた。

前方でおばちゃんがホースで水まきをしている。

フラグ成立。笑

かと思いきや身軽に飛んで避けるアツ。

が、飛んだ着地点の濡れたマンホールで滑った。

さらにこけて手をついたとこに犬の糞が。。。

ヨシとおれ大爆笑。

激しく落ち込むアツから少し離れてしばらく歩いた。

曲がり角を出た所で坂から下ってきたチャリに激突される。

ヨシとおれ、無事確認後爆笑。

ヨシ「今日やたら体張るやん!!笑」

さて、昼飯を食べることになり、おれはシーフードカレー、ヨシはビフカツ。

アツは何故か・・一品のホタテのカルパッチョをチョイス。

おれ「なんで??」

アツ「いやなんか無性に食べたくて」

・・・まぁ自由か。
てかこいつ手を洗ったか??

店を出てまた歩いてると

カシャン!

アツの足元にマンションからハサミが落下。

アツ「危ねー・・」

と次の瞬間。

ヨシ「おい、避けろ!!」

グワッシャーン!!

落ちてきたのはアウトドアテント一式。

そろそろ笑えんなぁってことでヨシとおれで会議する。

すると偶然、ヨシの弟が通ったからまだアツに憑いてるか聞いてみた。

ヨシの弟「あっくん?憑いてるなぁ笑。でも大丈夫ちゃう?昨日みたいに怒ってへん。なんか笑ってんで」

いやいや、冗談で人は死ぬこともあるのだ。

ということでアツに言ってなかったアツがしたことと今の状況、カクカクシカジカ説明した。

教えてなかったのはビビってめんどくさいことになるからだ。

アツ「えーそんなんおれどーしたらええねん!!」

おれ「謝れ」

ヨシ「心の底から謝れ」

アツ「いや。ほんと。なんていうか調子乗ってすみませんでした」

・・・いけるのか??

ヨシの弟「あ、消えたわ」

まじか!!笑

アツ「よっしゃあー!!!!」

・・・その後は何も起こることがなく無事に家に帰った。


と思わせといて、

アツはその夜、救急車で運ばれた。





病名:食中毒

原因:ホタテのカルパッチョ

見事な置き土産に乾杯。笑

まぁ翌日には退院したが。

心霊スポットでむやみやたらに物を叩いたり壊したりしてはいけない。
> のり資さん
良い経験にはなります!是非!笑

※注 アツはヘタレなので睨んだりできません。笑
↑それで、犬の糞手で踏んじゃったのか。

ちょっとした悪ふざけ(?)はその幽霊のせいだったのかなぁ。
謝って消えてくれるとこ見ると、そんな悪い幽霊じゃなかったのかもですね!
アツさんと友達になると、人生豊かになれますねぇ。
mixiやってないのかしら?即マイミク申請させてもらうのにwww

アツさんにわ悪いけど、笑っちゃいました顔(口笛)わら
文章がよくて吹いてしまいました(−w−)−3


 でもやっぱり怖い(=w=:)
> のり資さん

外人ポチ笑
いたずらも度が過ぎたらイジメです。ダメ。ゼッタイ。
アツもヨシもmixiはやってないですね〜あせあせ(飛び散る汗)
>皆さん
ありがとうございます。
行かなきゃ安全なんですが、行っちゃうんもんなんですよねわーい(嬉しい顔)
> トロット犬さん
と更に返事するおれ!

あーざいますわーい(嬉しい顔)
> だいちゃんさん
グレとグロ募集中です。

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