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怖い話スキーコミュの自分の守護霊が練り飴でした

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「幽霊を轢いてしまいました」のトピックを立てた者です。前トピックではたくさんのコメントをありがとうございました。
あの後友人のA、Bと3人で話し合い、皆さんのコメントも読ませていただいた結果、地元のお寺にお祓いに行って来ました。
その時のことをお話したいと思います。

幽霊に追いかけられたので車で轢き、Bにうろ覚えのお祓いをし、逃げ帰ってきた一週間ほど後のことです。
AとBが青い顔で僕の家にやってきました。夢枕に、延々黒い人影が立つと言うのです。Bは一週間で3kgも痩せてしまったらしいです。それは僕に三千円借りっぱなしの罪悪感からくるものじゃないか、と思ったのですが、Bの顔があまりにも青いので黙っていました。
ちなみに僕はというと、何もありませんでした。本気で何もなかったので疎外感すら感じました。
僕らは様々な霊能力者系のHPを見て回り「料金が高すぎる」「こいつは顔にインチキって書いてある」「そもそもこんな怪しげなサイトを作っている奴は信用できない」
などの真摯な意見を出し合った結果、地元のお寺に祓ってもらうという結論に落ち着きました。
電話でアポを取ると早速OKが出たので、翌日の昼前に、幽霊を轢いた件の車でそこに出向きました。ちなみに先週の土曜日です。

結構入り組んだ場所に建っているお寺なので、迷わずに着けるか不安だったのですが、お寺の近くの広い道で住職さんが待っていてくれたので助かりました。良い感じのおじいちゃんでした。
お寺のわきに駐車し、車から出てきた僕らを見て、住職さんは眉間にしわを作りました。そして「@@んとこの駐車場行った?」と、件の駐車場を挙げました。
僕らが少し驚きながら頷くと「毎年おるんよなぁ」とうなずき、本堂に手招きしました。

本堂は、ひんやりとして涼しかったです。若いお坊さんが麦茶を出してくれました。
僕らは住職さんの前に並んで正座し、駐車場であった事を話しました。
AとBを殴った生茶や、塩の残り・Bを殴った雑誌はどうしたのかと聞かれたので、
「二人がキモがって持ち帰りたがらなかったので、僕が持って帰った。生茶は飲んだ、雑誌は普通に読んでいたが何か異臭がしてきたのでファブって捨てた、塩は流石にヤバイと思ったので塩焼きそばにだけ使って捨てた」と包み隠さず話すと、ABはなんか僕を物凄い眼差しで見つめてきました。
住職さんは特に顔色を変えてはいませんでしたが、全て話し終わった後、神妙な顔で僕の方へ向き直りました。
そして、「普通なら君はとり殺されている」と言いました。

住職さんの話をまとめるとこうです。
あの駐車場のいわくは事実。僕らの前に現れた男は、恐らくこの事件の関係者。
しかし車の下にいたもの、真っ黒い顔の何かは、どちらも別々の「嫌なもの」。あの駐車場で偶々僕らを見つけ、憑いてこようとした。
意外だったのはスピーカーから聞こえた声は、恐らくAの守護霊だったそうです。僕が車から降りようとしたので、慌てて止めてくれたんだろうとの事でした。
しかし、車を開けて降りていた場合、恐らく僕ではなく、AとBが死んでいた、と言われました。
意味が分からず聞き返すと、住職さんはちょっと黙り込みました。
腕を組んで僕の後ろの方をチラチラ見ています。何でしょうか、何か居るのでしょうか。僕は「轢いちゃってごめんなさい」と後ろの方に謝りました。

やがて住職さんは口を開き「君の守護霊は、少し変わっている」と言いました。
AとBの守護霊は人である、まあ殆どの人間がそうだ、しかし君の守護霊は、
「人間ではない」
本堂が一瞬静まり返りました。

「……えっ、それは人間性が最悪すぎて、みたいな意味でですか?」
「いや、文字通り人間ではない」
「じゃあカナブンとかですか?」
「虫でも動物でもない」
その間も僕の後ろを住職さんは眺めています。たまにこういうのに守られている人はいる、とつぶやきました。

「物凄くでっかい、何というか……練り飴みたいなやつだ」

ブッフォウェ、とAが噴出しました。Bはグゥッという奇声をあげ、肩を震わせています。
住職さんが言うには、人間でも神様でもない、でも僕が死ぬまで延々(普通守護霊は一生に何回か交代するそうです)僕を守り続けてくれるもの。見た目は間抜けだが力はある。
そしてそれは現在、本堂の床の半分を占拠し、ぶよぶよと跳ねているそうです。ついにBが噴出しました。
それが車を守るようにコーティングしていたので、幽霊たちは中に入って来れなかったそうです。しかし車の下までは手が回らなかったそうで、そこから這い上がってきた「嫌なもの」がBに入ってしまったそうです。
しかし僕がコンビニでBに塩をぶっかけて雑誌で殴っていたのを幸いに、僕とAとBの守護霊が力を合わせBから嫌なものを引っこ抜いたそうです。ファンタジーな光景過ぎます。
「普通の車では幽霊は轢けんし、嫌なものを殴った茶を飲んだり塩を食ったりしたのは一種のよもつへぐいだ。君の練り飴(もはや命名されていました)が君のはらわたに入ってってくれなんだら君は死んどる。守護霊が人間ならあかんかった」
現在AとBの夢枕に立つのは「嫌なもの」の残骸だと住職さんは言いました。なぜ僕のところに現れないのかというと、僕の守護霊は「嫌なもの」を食ってしまったからだそうです。
つまり、コンビニでBから引っこ抜かれた「嫌なもの」は僕の守護霊に食われ、その食べかすがAとBに害を成しているそうです。ちゃんと食べきってほしい。
「嫌なもの」にもう人をたたり殺すような事は出来ないしそのうち消えるが、気持ち悪いだろうし、と住職さんはAとBに別室でお祓いを施しました。
僕ですか?放置です。

本堂から出たとき、日は沈みかけていました。空が赤くてまぶしかったです。
お代のことを尋ねると、「現金は徳が下がるので商品券で。大したことはやっとらんし、学生だし三人合わせて諭吉一人でいい」と言われました。
その日以来AとBが黒い人影に悩まされることはなくなったらしいです。何よりです。
しかし、以降僕のあだ名が「練り飴」になってしまい、大変悩んでいます。AとBを見かけるたびに生茶を手に追い掛け回す日々ですが、負けずに頑張ろうと思います。

コメント(140)

これは何度も読んでしまいますwww

練り飴が守護霊って羨ましいです.゚+.(o´∀`o)゚+.゚
ヤバイと思ったのに、キモかったのに、「生茶は飲んだ、塩は塩焼きそばに使って捨てた」と言う無神経ぶりが最強にかっこええです
練り飴すごい生茶すごい文才すごい

も、もう笑うしかねぇ…!

ともあれ、ご友人が事なきを経て良かったですねっ!(´∀`*)
読ませて頂いてる私も、思わずブッフォエと肩を震わせてました(笑) 話しの書き方面白いから、怖いはずなのに、楽しく読めましたわーい(嬉しい顔)

とても怖い話なハズなのに、何回読んでも笑ってしまいますw

主様とお友達さんが無事で本当によかったわーい(嬉しい顔)

練り飴様バンザイ(^∀^o)
練りあめ、おもしろすぎ。
すごい力をもっているのに親しみやすい!
でも本当はなんなんでしょうか???
久しぶりに読み返しちゃいました(*^^*)
人ではない…練り飴様…
不思議ですね。
見える方が見ても、練り飴様の正体(むしろそのまま練り飴なのでしょうかね)が分からないとは…!

住職さんも、優しそうな方で良かったですね!
ねり飴サマ最高うれしい顔

ありがたい守護霊サマですねほっとした顔
練り飴、食べたくなってきちった、赤いのうまい!
懐かしい
守護霊が死に神ってのもあったような…
怖い話読んで笑ったのは初めてです。センス良し!
霊格が高い守護霊は、人の身では正体を見極めることが出来ないらしいけど、その類かな?
でも面白いから、正体不明・練り飴でいいでしょ。きっと人生楽しいよ☆
文章がうまい。
練り飴さんといると安全て感じですね。
喫茶店で読んでコーヒーふきだしそうになりました(笑)

練り飴サイコーです(・ω・)
「現金は徳が下がるので商品券で」と言う和尚もどうなんだろうと思いました。

何にせよとり殺されなくて何よりです。
「幽霊をひいた」トピを昨日初めて読んで、
その時も笑わせていただいたのですけど。
こんなところに続きがあったとは…。
面白すぎましたわーい(嬉しい顔)
練り飴+巨大+ボヨボヨ跳ねる=レギオン?
メガテンに居たような。
めっちゃおもしろい!発掘してアゲてくれた人ありがとう!

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