ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ファミリー・コンステレーションコミュのファミコン参加体験談 ? by ハッピーマッキー

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4各代理人(駆け落ちで家を出た祖母・祖父・祖父の後妻・父・母など)が場にいる。
ファシリテーターが、「誰だか分かりません」と言って男性の代理人を祖母の傍らに立たせた。

祖父は、後妻のほうを向かせられると「惹かれます」と言ったり、祖母のほうを向かせられると「こちらに惹かれていて、あちらの女性はあまり感じません」と言ったりしていた。

「誰だか分かりません」ということで新しく場に入れられた男性は、祖母が「とても気になる。ほかの人のことは別に関心がない」と言った。

ファシリテーターがその男性に対する気持ちを尋ねると、祖母は
「とても親しい存在。頼りたいし、頼りにしている」と言った。
これが駆け落ちした相手の男性かと思ったが、その後の展開をみるとこれが違っていた。

ファシリテーターが二人の気持ちを確認するうちに、駆け落ち相手ではなく、祖母の実兄であることが判明した。

ファミコン前夜に、姉と電話で話していて私も初めて知ったのだけれど、父は成人してから祖母の実家まで行って自分の母親の現状を尋ねてみたが、応対した祖母の実兄は何も教えてはくれなかったそうである。
このことは、ファシリテーターには説明する時間もなくて、まったく話していなかった。家系図を見てもらって祖母に兄がいることだけは伝えていたが。

ファミコンの場に入った男性が駆け落ち相手でなく祖母の実兄らしいことに、はじめのうちは私もピンとこなかった。
しかし、ファミコンを終えて家に帰ったあと思い返してみると、祖母は駆け落ち相手とはうまくいかず、しばらくは独りで兄を頼って生きていたのだろうと推測できた。
置いてきた子供の顔を、かくれて見に来ていたこともあったに違いない。
きれいな人だったということだから、やがて再婚したことだろう。
再婚した家庭に波風がたたないように、祖母の実兄は父に何も教えてやらなかったということなのだろうか。

戦前の、おそらく謹厳なモラルが支配的だった昔だったからとはいえ、父には辛く哀しい祖母の兄の対応だった。
その後、何十年と、実の母に会えず悲しみと恨みをもったまま生きる人生だったのだから。

ファミコンの最初に、ファミコンを立てる人はファシリテーターの横に座って2,3質問を受ける。「このワークで何を求めますか?」とか。

そういえば、私が質問に答えたあと、普段の仕事ではカウンセラーでもあり、バーバラ・ブレナンのスクールを卒業もしているファシリテーターがわたしの内側を感じて言った。
「悲しみを感じます。ひりひりするような感じの哀しさというか。。。」

(次回の連載につづく)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ファミリー・コンステレーション 更新情報

ファミリー・コンステレーションのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。