プラハ国立歌劇場の「アイーダ」を練馬文化会館で観ました。ラメダス役の歌手が「清きアイーダ」を歌い始めたとき、テノールのパッサージョの処理が上手くいかなくて声が抜けないので内心びっくりして『これで最後まで歌えるのかなー』と心配しましたが、その後はなんとか歌いました。
You Tubeで観ると1961年東京公演時、モナコもF〜Fまでのオクターブの部分の最高音で呼吸が極端に胸部に詰った感じになって伸びが無くなっています。テノールはこの音の処理が難しいのでしょうね。バリトンの私もそれなりのスキルを用いないとこの辺の声は出しにくいですね。57年の動画はノビノビしてますが・・・。