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緒方貞子 [コミュニティ]コミュの世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが(黒柳徹子)

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世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが(黒柳徹子)

 今日の朝日新聞に、ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんのインタビュー記事が掲載されていた。黒柳さんの活動は25年、27ヶ国、集まった寄付は46億円。
 私も今春の3月、熊本市で開催されたユニセフ熊本支部の「黒柳徹子講演会」の一スタッフとして参加して、黒柳さんの生き方、熊本のみなさんへ語るメッセージ、自分のミッション(使命)をしっかり感じる講演会でした。
 今日の朝日新聞は、「オピニオン・インタビュー」のコーナーで、黒柳徹子さんの活動を25年を振りかえるものでした。

(本文より、抜粋)
 親善大使になったのは、緒方貞子さん(現国際協力支援機構(JICA)理事長)が『窓際にトットちゃん』をユニセフの事務局長に渡し、推薦されたのきっかけだった。

 大使になってまだ3年目に行ったインドでは、ワクチンの予防接種1本で死なずにすむ破傷風で、子どもが死んでいきます。電球の光をあびるとぶるぶる震えてしまうんです。「がんばってね」と声をかけたら、10歳の少年に「あなたの幸せを祈っています」と言われました。

 コートジボワールではHIVに感染した子どもの孤児院にいきました。
 13歳の子が「心配しないでください。僕達は絶望していませんから。希望をもっていますから。」と話す。
 「こんな遠くまで、差別されている私たちのところに来て話を聞いてくれてありがとう」どうしてそんなに人のことを思いやれるのか。めったに泣かないんですけど、その時は本当に涙がでました。

 中米最貧国の一つハイチでは、女の子が40円ほどで売春をしていた。家族を養うために、明日食べるものがないという理由で。「エイズになっても、明日死ぬわけではないでしょ」と言うんです。

 今年は、内戦が終結したネパールを訪れ、14歳で兵隊になった女の子に会いました。大人が銃を渡し、人を撃つと「偉い」と誉める。「怖い」と言うと麻薬を打って感覚を麻痺させる。

 内戦が続いたエチオピアで「大きくなったら何になりたい」と子どもに聞きました。そうすると「生きていたい」と。いつ死んでしまうかわからない難民キャンプでも、自殺する子は一人もいません。
 恵まれている日本では、子どもが自殺します。とても残念です。

 大人たちの世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが行っちゃう。

 小さいときに人を思いやる気持ちを持つのはとてもいいことだと思うんです。一番大切なのは関心を持つことなんです。
 (以上、朝日新聞2009年10月28日朝刊より)

 黒柳さんのメッセージは、

「大人が作る悲劇の中 生きる強さと優しさ 教えてくれる子ら」

「いのちのひたむきさ」

「平和と幸せのもろさ」

「思いやる心を大切に」

上記は、文中の大見出しの言葉ですが、全体のタイトルは

「世界の子どもを思う」

がテーマでした。行動することの大切さ、現地に出向き、現状を体験することがいかに、その後の人生を変えるか。日本政治に、臨場感が欠けていると良く言われます。現場と遠くはなれた机上で「構想(空想)」された政策より、黒柳さんの言葉ははるかに国民に共感を呼ぶと思います。
 紛争の状況に関心をもつこと、自分のできことから足下で行動することを学んで気がしました。

*ユニセフ親善大使
 1954年に米俳優のダニー・ケイが最初。黒柳さんは4人目。テニスのフェデラー、サッカーのベッカムも。

コメント(6)

すべてに共感します。
自分のできることは小さいけれど、子供たちが幸せに暮らせる未来を、父親として責任もって創っていきたいと思います。
泣きたくなるような話ですね。でも、それが現実だと認識しなきゃいけないよなあ涙
書き込みありがとうございます。

ぜひ、この事実を周りの方に語っていただければ幸いです。
一人ひとりが、できることをすれば、必ず世界は変わると思います。

要は、行動に起こすことが必要と考えています。

一緒に、地域社会の改善に参画しましょう。

書き込みありがとうございました。

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