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緒方貞子 [コミュニティ]コミュの「心と語る」、夢は示すより体現

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「心と語る」、夢は示すより体現

 今日は、午後から熊本市と熊本県弁護士会が主催した講演会を聞き行きました。講師はジャーナリストの江川昭子さん、「現代を生きる」と題して、家族の在り様と、夢を持つ意味をテーマの話でした。
 オーム真理教の問題で注目から、世に知られたことも有り、はじめはオーム問題から入り、信者の入信のきっかけと家族の関係、事件後の家族の対応で、信者のその後は色々な人間模様があったと話しが進んで行きました。

 若い信者の改心に父親の行動が大きく影響をしていたことが家族を検証する中に有ったと紹介された。猛烈サラリーマンで、休みは猛烈家族サービスをするのですが、いつも子供の要望は聞き入らなかった父が、子供の入信から色々考え、一時教会から帰った時に仕事休み、真剣に息子と語り合ったそうです。子供と初めて正対し、心を開いて語って行く中で、だんだん離れていた家族への思いが戻って行ったと言います。

 もう一人は、大家族の農家でいつも父は農園の世話が忙しくしていた父が、娘の入信に居てもたっても居られず、農園の世話をやめて、家と別にアパートを借りて、父と母、そして信者の娘で、3人暮らしをして、色々話をし続けたと言います。
 農園は、一年の一時でも手入れが出来ないと2〜3年は、収獲が戻らないそうですが、今は娘の事が大事と休み、親身になった娘のことを心配したことに、逆に娘が驚き固まっていた心が開いたといいます。

 子育ての考え方、仕事の役割分担等々、戦後慣らされて来た慣習(習慣)が、何々任せになっていて、家族総出の○○仕事、そんな風景を子供も見れない、仕事している親は自分の子供の育ちを見れない、語れない距離を作っているように思います。
 若者は、将来何をしようか悩んでいます。職業のこと、生き方のこと、そしてフリーター問題、昔は「ふうてん」「風来坊」「ヒッピー」等々言葉はありますが、昔も悩んでいたのではないでしょうか?
 ただ救いは、家族労働とか、家内工業でいつも父が側にいたことです。猛烈サラリーマンは家には居ない、見えない、話せないで、苦悩を受け止めてくれる「夢相談所=父」が家にない、一人っ子と母の毎日に変化はなく、進路・夢も描けないで子供たちも居ると、オーム事件の家族の検証を聞きながら思いました。

 江川氏は、最後の方で例を挙げながら、地域に居る夢を持って前向きに生きる中年、熟年、老年の大人たちが、姿を見せ思いを語ることが必要と思うと語っていました。
 ある50代の女性は、子育てを終えた時、自分の出来なかった夢を一つは実現すると英語の勉強を始め、それが縁でオーストラリアと交流ができ、戦争被害者の記念碑をつくる運動に発展し、20年の歳月と人の輪の広がりで、ついに両国関係者が参列する序幕式にこぎつけた話は、「これこそ地域の大人の夢に実現」と体現した出来事と思います。
 夢を探すことに必要なことは、「自分の好きなことは何かを、自分の心と語ることが必要」と20年近く人を取材する中で、気付かされたと語っていました。悩む子供も中年も、自分が経験したことで、何が一番素敵な思い出か「心と語る」と自ずと見つかるのかもしれません。

 私は、サッカーに関わって34年になりますが、子供たちを指導しながら思うのですが、やはりボールを蹴って、仲間とワイワイすることが好きなのだなと、今朝の練習を思い出しながら、つくづく思います。
 私の現在のサッカーでの夢は、いつか教え子からJリーガーが出ないかなと思いつつ、毎週1回子供たちとボール遊びをしています。

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