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緒方貞子 [コミュニティ]コミュの社会の乱れに、三つの前兆あり(曽国藩)

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社会の乱れに、三つの前兆あり(曽国藩)

 九州の長崎市長暗殺事件は、暴力で社会の規範を曲げる大きな事件と思います。経緯は、新聞やテレビが報じていますが、社会の変化の中で、多くの人間が苦悩し、行き詰まっているのかも知れません。でも、暴力での仕返しは、テロに匹敵する行為と思います。

 100年に一回、或いは200年に一回とも言われる価値転換期の現在、アヘン戦争で苦悩した清朝末期に、中国を導いた曽国藩と言う人物がの言葉を思い出します。
 曽国藩は、イギリスの戦略「アヘン戦争」を起こせる隙が、清朝の何処に在るか検証し、次のことを述べています。世の中が乱れる前兆として、必ず次の三つのことが起ると警告しています。

第一に、何ごとによらず、白黒が分からなくなる。

第二に、善良な人々が、ますます遠慮がちになり、くだらぬ奴らが、いよいよでたらめをやる。

第三に、問題が深刻になると、あれももっと、これも無理からぬと、何でも容認してしまい、どっちつかず痛からず、かゆからず、というような、わけのわからぬことをしてしまう。

曽国藩の指摘通り、世の中の乱れる時の特徴が、最近の社会環境に現れています。規範が無くなり、原理原則が何処にも無いことが原因であると、知識人たちが指摘しています。学校も家庭も、最も重要な親も、だれもきちっとした原理原則を教えないのが現実と思います。

 ただ、頼もしく思えたのは、今日のBS-HVでの特番で、渋谷のギャル族?から志を持ち、多く仲間から支持され、起業し成功を修めるている若い女性が紹介されていました。テレビの中から感想は、謙虚な姿勢と、高い目標を持っていること、そして社会を良くしたいの思いが伝わって来ます。

 バブル時代、「三高」と言う言葉が流行りましたが、当時渋谷でたむろする10代達は、バブルに浮き立つ社会を見つめ考えていたと思います。高学歴でない若者たちも、日本の将来を常に考えていることを忘れてはいけないと思います。私も「三高」に価しない市民の一人です。実は、そんな人たちが社会を支えていることを忘れてはいけないと思います。

 4月29日は、熊本県央の緑川と言う一級河川を、1万人以上の市民ボランティアが、源流から河口・有明海まで掃除をします。バブル経済とは、全く関係無く何年も続けられている活動です。見返りを求めない、次世代社会を思う活動です。

 渋谷のギャルから身を立てた女社長は、日々お世話になる渋谷の道路を、ゴミ出しの時に掃除をしています。果たして大手企業の社員は、地域の道のゴミ拾いを何人しているでしょうか。生活の豊かさを、何処で感じるのか時々考えます。
 経済成長、金儲けだけの事業よりも、世の中を安全で、心休まる社会を実現することを、世のリーダーたちに要望したいと思います。

日本が、安全と水は無料だった昔が懐かしく思えます。

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