巨匠指揮者讃コミュのバルシャイ讃

ルドリフ・ボリソヴィチ・バルシャイ（Rudol'f Borisovich Barshai, 1924～2010年　旧ソ連→イスラエル・スイス）

ベストセラーとなったショスタコーヴィチの交響曲全集やさまざまな編曲でも知られる旧ソ連の名指揮者です。
1943年にモスクワ音楽院に入学し、ヴァイオリン・ヴィオラを学び、作曲をショスタコーヴィチに師事。当初はヴィオラ奏者として、モスクワ音楽院弦楽四重奏団（現ボロディン弦楽四重奏団）、チャイコフスキー弦楽四重奏団で活躍しました。1955年、モスクワ室内管弦楽団を創設して指揮者に就任し、ソ連の作曲家の多くの作品の初演を飾りました。師ショスタコーヴィチの交響曲第14番の初演指揮を行ったり、弦楽四重奏曲第8番を「室内交響曲」として編曲し、以後も何曲か編曲しています。
1976年にイスラエルへ亡命。その後、数々のオケの指揮者、音楽監督を歴任。日本にも何度か来日。デュトワの代役でＮ響を振ったこともあります。晩年は、マーラーの交響曲第10番を補筆するなど編曲で活躍しましたが、闘病生活の末、2010年11月2日、スイス・バーゼルにて死去。享年86歳。
レパートリーは、バロック、古典派から近現代音楽まで非常に幅広く、特に同時代の旧ソ連のショスタコーヴィチ、プロコフィエフなどを得意としていました。

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コメント(2)

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[1] mixiユーザー 02月10日 02:28

なんといっても1975年のロシアソビエト音楽祭でのモスクワ室内管を振ってのショスタコの14番ですね。

[2] mixiユーザー 06月30日 22:25

珍盤？
オイストラフとのモーツァルト協奏交響曲。
http://www.youtube.com/watch?v=mx8ztjwMzSY&feature=youtube_gdata_player
随分前にレコードで買ったのだがCDは有るのだろうか？
結構テンポは速めオイストラフの音もすっきりして居て…好きです。

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