ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

巨匠指揮者讃コミュのチェリビダッケ讃

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
セルジュ・チェリビダッケ(Sergiu Celibidache 1912〜1996年。ルーマニア。本名はチェリビダッキ)

フルトヴェングラー没後カラヤンとベルリンフィルの指揮者の座を争ったことで有名ですが、透明感たっぷりで時に色彩に富む響き、ゆったりとしたテンポからスケールの大きな悠然たる迫力まで、生前録音を拒否し実演でしか聴けない「幻の巨匠指揮者」とよばれました。
6歳頃からピアノを学びましたが、すぐに音楽家を目指すことはなく27歳になるまで天職を決めかねていたらしく、パリ・ベルリンに留学し、ベルリン大学やベルリン芸術大学で哲学・数学・作曲・指揮学などを専攻、その間フルトヴェングラーの演奏会を欠かさず聞いたと後年回想しています。第二次大戦後、フルトヴェングラーらドイツの指揮者たちがナチスとの関係を疑われて音楽活動が禁止されたため、ベルリンフィルの指揮者を決めるコンクールでブラームスの交響曲第4番を指揮して審査員全員一致で優勝。一躍注目を浴び、指揮者としてデビューしました。尊敬するフルトヴェングラーの非ナチ化を訴えて奔走し、1947年にフルトヴェングラーが復帰し、その元で協力して指揮活動をおこなっていましたが、ベルリンフィルへの厳しいリハーサル(フルトヴェングラーの音楽性と違ってオケに機能性を求めた)、気むずかしく毒舌、そして要求する演奏技術などをめぐってチェリビダッケと団員たちの間でトラブルが生じ、ヨーロッパ全域から中南米まで客演をおこないはじめ、ついには「ドイツレクイエム」のリハーサルで団員たちと衝突してベルリンと決別しました。その後各地のオケの客演を重ね、シュトゥットガルト放送交響楽団、ミュンヘン・フィルの首席指揮を務め、録音活動もされましたが、いくつか例外を除き本人の希望で生前に公表されることはありませんでした。そして彼の死後、遺族が海賊盤が出回るのを恐れて未発表の演奏会録音の公表を許可し、DG・EMIから続々に発売されクラシック界の話題をさらったことは記憶に新しいところです。
レパートリーは古典派から近代音楽まで幅広く、特にベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーなどのドイツ物や、チャイコフスキーなど国民楽派、ラヴェルなど近代フランス物あたりがお得意でした。
あなたのお好きなチェリビダッケの名演・名盤をお教え下さい。

コメント(19)

チェリビダッケの出会いは、プロコフィエフ古典交響曲のレーザーディスクでした。今でもこれが私の中で一番の名盤です。当時(1990年頃)は世間の評論家の間でも話題に上ることは少なく、当然CDも出てなくて海賊版などをあさり倒した記憶があります。
その中でよかったのはMETEORレーベルMCD-003ブラームス交響曲4番でした。友達は「俗っぽい演奏」と言いましたが、私は何ともいえない感動を覚えた感覚を今でも覚えてます。
自宅で所有しているCDでは2枚ほど。
よく愛聴しています。
◇展覧会の絵(ミュンヘン・フィル)
◇シューマンのライン&4番(同上)
外で試聴したアルバムでは、
◇ブラームスの4番(シュッツトガルト放送響)
◇チャイコフスキーの5番(ミュンヘン・フィル)
ハイドンの交響曲第92番「オックスフォード」が好きです。シンプルな古典派の交響曲が、とんでもないスケールで描き出されて、ビックリしました。
◇展覧会の絵(ミュンヘン・フィル)
は、非常に特徴的な演奏で、一聴の価値があると確信します。
例によって遅いテンポですが、それがこの曲の友人の死を悼む曲想と非常にマッチしていて、感動的です。とりわけキエフの門のスケールの大きさは比類がないと思われます。
ややトランペットがうるさいですが、録音のせいかもしれません。
私はエディッションをほとんどバラで買いました
店員が大きなBoxはもういつ入荷するか分からないというので
でもすぐ入荷してました

シューマンの2番はこの曲のBest1だと思います
展覧会の絵はま〜坊さんの言うとおり友人のしを偲ぶという曲想にマッチしています。ピアノ版を聴いてからですとなおさらそう思いました
チェリビダッケは数多くの名演を残してますが、ミュンヘンPOとの
★シェエラザード
★ウィリアム・テル
★展覧会の絵
の集中力は圧巻ですね。
”チェリビダッケの庭”は何回見ても面白いですよね。

学生の頃、芸大の指揮科の友人から、こんな話を聞きました。
芸大がチェリビダッケを招いた際、(芸大オケを)少し振ったのだそうです。その友人も、当然芸大オケを時々振っているのですが、普段とは比べものにならない程、大きな音が出るので、驚いたそうです。

当時、その友人は痩せていたので、体格の差ではないかと思い、本気で太ろうと思ったみたいでした(笑)。
>カルロスさん
そのLDをこの前、東京文化会館の資料室で観ました。
あれはオススメですよね〜♪
チェリビダッケの別荘で若い演奏家が彼の指揮で即興演奏していた箇所は面白かったです。
ミュンヘンとの演奏はどれも好きです。
特に、チャイコ5番、ブラ4、ベト3「英雄」などなど・・・
説得力のある緻密な音楽です。
生で聴いておきたかったです。
学生時代、昭和女子大で展覧会の絵を聴いた覚えがあります。
数年前、読響を振って素晴らしい演奏をしていましたので。

実際、キエフの大門では、人見記念講堂が震えましたね。
そのときのパンフにチェリビダッケのコメントが載っており、
トランペットパートに非常に優秀な人材を招くことができた、
と書いてあり、納得したことを覚えています。
CDはその数年後ですので、
当時の思い出がよみがえる演奏です。

読響にしても語りぐさらしく、
スクロバチェフスキだったかの指揮の下、
名演が展開されたとき、
楽団員からチェリビダッケ以来というコメントが、
次々と漏れたという文章を目にしたことがあります。

ただ、どうしても静止した音楽に聞こえて仕方がありません。
ブル8にしても、クナ&ミュンヘンに手が伸びます。
例外として、若いときにベルリンフィルを振ったチャイ5は好きです。
それにしても、最近再発されたモントゥーのバンガードのウィーンライブや、
ムラビンスキーに惹かれます。
90年でしたかミュンヘン・フィル来日公演で個性溢れまくりのブルックナーに圧倒されました。ティンパニが江戸っ子みたいな威勢が良かったのも覚えたおります。客席最前列に若杉弘がいたような。CDではブルックナーのロマンティックがべームとベストを争うか。
私もシュトゥットガルト時代のほうが好きです。
決してミュンヘン時代が嫌いというわけではありません。

94年。チェリビダッケはミュンヘン・フィルとの来日公演で、
ブルックナーの8番を予定していました。
評判を聞いて私もチケットを購入していたのですが、
急病のため来日中止。
2年後に亡くなってしまい、実演に接する機会を失ってしまいました。
 mixiに参加したばかり、今後ともヨロシクおねがいします。

 クラシック音楽で検索したら「チェリビダッケ」を発見いたしました。私とチェリビダッケの出会いは友人所有のレコード(海賊版)を通じてでした。曲はプロコフィエフの古典交響曲。

 一つひとつの声部が、まるで生き物のように独立してうごめいている様に、強烈な印象を受けました。その後はFM放送されるシュツットガルト放送交響楽団の演奏を見つけては、かじりつかんばかりの状態で聴き入っていました。聴くたびに心へ刻まれる印象は深まるばかりでした。

 その私とチェリビダッケとの出会いが実現したのは、読響が二度に渡って彼を招聘した折の「音楽講習会」です。オケのリハの見学、本番の演奏、そして合計2週間ほどにも渡った「講習会」。本当に多くのことを学ばせていただきました。

 後年、ウィーン国立音楽院のスウィートナーのクラスに留学していた3年半の間に、2度に渡ってミュンヘン・フィルによる指揮講習会に参加いたしました。これらの出会いは、私にとっての<人生の宝>だと思っています。語り尽くせないほどの多くの事を、学ばせてもらいました。
ミュンヘン・フィルとのブルックナー交響曲第6番が名演です。

他のサイトで「・・・演奏されたブルックナーで一番好き・・・」
との書き込みを拝見したことがありますが、わたしも同感ですうまい!
ミラノ・イタリア放送交響楽団のブラームスツィクルス(イタリア・メモリーズ直輸入盤)の交響曲第3番!!!これは最強です!!!迫力のあるサウンドたまりません!!!
モーツァルトのレクイエム。
この遅さがたまりません。

ログインすると、残り3件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

巨匠指揮者讃 更新情報

巨匠指揮者讃のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。