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巨匠指揮者讃コミュのマルケヴィチ讃

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イーゴリ・マルケヴィチ (Igor Markevitch 1912〜1983年。旧ソ連→米。マルケヴィッチの表記あり)

現代作曲家としての鋭い感性と深い洞察力によって、独自のリズム感と濃厚な色彩で知られた名指揮者です。
キエフに生まれ2歳でスイスに移住、独学でピアノと作曲を学び、コルトーの勧めでパリに留学、ブーランジェに作曲を、コルトーにピアノを師事しました。作曲家として名を馳せる一方1930年にコンセルトヘボウを指揮してデビュー(この時期シェルヘンにも指揮を学ぶ)、戦後はモントリオール交響楽団、ラムルー管弦楽団、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団などの音楽監督、首席指揮者を歴任し、日本には1960年以後6回来日し、N響・日本フィル・都響などを振っています。
レパートリーはモーツァルトやベートーヴェンの古典派から近代音楽まで幅広く、特にストラヴィンスキー「春の祭典」「兵士の物語」の名演が今日知られています。
あなたのお好きなマルケヴィチの名演・名盤をお教え下さい。

コメント(30)

中古で見つけた
日本フィルとのブラームスの四番が
最近聴いて刺激的でした。
これは日本フィルアーカイブスDVDになっている
ライブ演奏と同じだと思います。

オケの潤いのない音が、彼のささくれ立った解釈と
よくマッチしていると思います。
 亡くなる数ヶ月前、最後の来日の際にN響を振った演奏会のエアチェック・テープは私の宝物の一つです。

 CD化された「悲愴」は、第一楽章の中盤と第三楽章の終わり近くでテンポを大きく落としているところがあり、非常に印象に残ります。これは「大ブレーキ」などと言われていますが、不自然さは感じず、むしろ何かぐっと迫るものを感じます。なお、こうしたテンポの揺れはフルトヴェングラーやゴロワノフの録音にも聴かれるところで、楽譜と正確に対照したわけではありませんが、勝手に色をつけたわけではないと思います。

 そして、CD化されていない「展覧会の絵」もまたすばらしいと思います。ラヴェルのオーケストレーションの輝かしさの影に隠れがちな、この曲がもともとは「鎮魂歌」であることを思い起こさせてくれます。全曲の最後で、金管が絞り出すようにして吹き上げるところは、悲しさをはらんだ輝かしさを感じさせます。

 それにしてもこのプログラム! まるで自らの死を予見したかのような・・・。
ラムルーとの幻想交響曲は私も名演だと思います。
あれを超える幻想にはなかなか出会えません。
昔N響アワーで放送された最晩年の名演(悲愴、展覧会の絵)を観たのが最初でしたが、かなり強烈に印象に残り、以来注目の指揮者となりました。
日本では不当にいまひとつ評価されてない印象で残念ですが、《かなり》高い水準の指揮者だと思います。
遺された録音の殆どを聴いていきたいですね。
CDは現在10数枚コレクションしてます。
私のお気に入りといえば、ラムルー管を振ったビゼーのカルメン、アルルの女組曲です。

色彩感に富み、リズムも明晰、構成もかっちり。他になかなかこういった演奏は見当たりません。サスガ・・・。彼はファリャとかにも優れた演奏を残してますが、ラテン系の楽曲に妙技を発揮しているような気がします。

フィリップスの録音もなかなかに優秀で、ステレオ初期とは思えないほど。

残念なことにマルケヴィチの入手可能なCDは限られていましたが、来月に20世紀の偉大な指揮者シリーズと銘打った企画より、一挙に発売されるようで、今からホントに楽しみです。
ラムルー管とのベートーベン序曲集が凄まじい迫力で、LPでよく聴きました。確かコンサートソサエティ盤だったと思います。あのような凶暴なベートーベンはその後聴いたことがありません。
どっかでCD化されないだろうか?既にあるのかな?

声楽モノも凄い演奏が多いです。
モーツァルトの戴冠式ミサ、ベルリオーズのファウストの劫罰の独唱&合唱の響かせ方にはぶっとびます。
(^ω^)マルケヴィチ理解者の声が思った以上に聞けて、驚きです。すごい。ω
まだチェックしてないんですが、20世紀の名指揮者シリーズのマルケビチ編は既に発売されたんでしょうか?
持ってない作品ゾロゾロなら嬉しいんですが。
なるべく廃盤にならず長生きして欲しい。
★☆《祝》☆★

新たにCD発売\(^ω^)/
ユニバーサルミュージックよりグラモフォン20世紀の巨匠シリーズ。イーゴルマルケビチの芸術。
盤は20種ぐらいあります。
持ってない聴いたことがないものばかりで嬉しいですね。日本初CD化作品もあります。価格もリーズナブル。
早速ベートーベンの田園を買って、聴いてますが、凄いです。(^ω^)
グノーの交響曲やヴェルディレクイエム、ビゼーなど。聴いてみたいデス
N響アワーで展覧会の絵を聴いて涙がボロボロ溢れたのを今でも思い出します
いろんな演奏に触れてみたいと思いながらも今まで盤が少なかったですね
グラモフォンのシリーズもチェックしたいです
で、できればN響の展覧会のCD化希望
新発売のシリーズはグラモフォンだけではなくフィリップスなど、ユニバーサルが保有するレーベルの音源で構成されてるようです。訂正です。

N響との展覧会の絵は私も観て感動しました。
レーザーディスクですが国内盤でチャイコフスキーの悲愴(こちらも名演)と展覧会のカップリングで出たのを見つけて買って持っています。
DVDも春の祭典やブラームス第4、ワーグナー管弦楽曲集&ショスタコービチ第1などを持っています。

日本でももっとファンが増えてほしいですね。もしかしたら通好みなのかもしれませんが。
N響客演後、すぐに新聞の訃報が載ったときは驚きました。
「展覧会の絵」はいい演奏でした。ただし、LDになったとき生演奏のキズが修正されていたのは逆にチョット・・・。「悲愴」も凄く緊張感がある演奏でしたね。

以前にCDは30枚ぐらい集めましたが、カルメン、アルルに並び、チャイコフスキーの4番が特徴があり好きです。
N響との「展覧会の絵」「悲愴」に感動された方が多くて、うれしくなりました。何に感動するかは人それぞれでかまわないとはいえ、自分だけの勝手な思い入れでないというのはやはりうれしいものです。

それにしても、モモンガさんの

>「展覧会の絵」はいい演奏でした。ただし、LDになった
>とき生演奏のキズが修正されていたのは逆に
>チョット・・・

には驚きました。確かに冒頭の金管のミスはちょっとがくっときますが、ふつうそれで無気力な演奏になりかねないところをあの高みにまでもっていったこと自体が凄いことなのだと思っていたので。

あと、おすすめの追加ですが、数年前にScribendumレーベル(スヴェトラーノフのファンにはおなじみの)から発売された旧コンサートホールソサエティ盤3枚組のなかに入っている、日本フィルを指揮したメンデルスゾーンの「イタリア」。第4楽章の緊迫感は、この曲に対する先入観を一掃してくれました。他にも興味深いものが収録されていますので、ファンの方にはおすすめです。日本フィルの演奏としても名演に数えられるのではないでしょうか?

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1965464
こんばんは。

一回だけ、人に誘われて生マルケヴィチ体験しました。

1979年ごろだったか、日比谷公会堂で、日本のオーケストラで「春の祭典」と「田園」という、ちょっと不思議なポピュラーレパでした。

ハルサイでは、独特のリズムの取り方で各楽器に別な拍節感を出させることに成功していて、さすが!と思ってしまいました。
 ベートーベン 第九
 なんだこの第九は。スマートであり味わいがある。なんだこの第九は。としか言いようがない印象である。ジンマンやザンダーのような世界でもなく、アーベントロートやフルトベングラーでもない、すっきりとしつつ個性がある。自ら編曲しているのだから、恐らくこの曲をかなり読み込んでいたのだろう。
 ラムルーの演奏はすさまじいとしかいえない。マルケヴィッチの指示がいきとどいているのだろう。音の一つ一つがはっきりとした意志をもっているような感じがする。はっきりと刻まれるリズムに、はっきりと動きはっきりと音がでている。合唱がぼんやり流れているようなイメージもあるが、オケの確固たる骨格にのかって流れているとも思える。はっきりとした音のイメージがあり作り上げられてるという感じがする。
 第九がマルケヴィッチの棒で丸裸にされている。しかし、なんだこの第九は。ベートーベン全集完成してほしかった。そうすれば、この録音ももっと日の目をみただろうに、そう思った。
 
ワルシャワフィル ストラヴィンスキー 春の祭典 ライブ

 荒らしく生々しい演奏だ。最近テレビで人気の世界のナベアツのように、突然鋭い音になる。マルケヴィッチのフィルハーモニアとの名演に対し、ワルシャワフィルとのこのライブはまさに快演だとおもう。ナベアツ的ギャップの春の祭典といえよう。徐々に怪しい音に引き込まれていき、突発的な音響に唖然とする。静寂と暴力的なリズム、しっかりとメリハリを聴かすあたりがなんともすばらしい。オケの乱れもある意味、野蛮という印象になっている。

同CDのチャイコフスキーのロメオとジュリエットも同様、激しすぎると思えるばかりの突発性、こんな恋愛したら火傷しまっせ・・・という印象。
昔、チャイコフスキーの4番、フィルハーモニア管のレコードをラジオで聴いて、気にいったので注文して買ったこと思い出しました。 この指揮者を評論家の遠山一行さんは、フルベン以後の最大の指揮者だと昔から[おっしゃっています。ウインク
こちらでははじめましてです。

マルケヴィッチを心の師として仰いでいるしるばーさたんと言います。

もう随分聴いてますがやっぱり春の祭典の話になりますねw

定盤のフィルハーモニア管以外のものではまだこちらでは出ていないのですがロンドン響もぜひ加えていただきたいですね。

ワルシャワフィルの凄演とは甲乙付けがたい素晴らしいものだと思います。

あとウィーンフィル盤は当時の春の祭典がまだしっかり現代音楽であったことを感じさせる演奏で、いろんな意味で楽しめます。

またチャイコフスキーの交響曲第1番も名盤ですね!

まだまだ他にも沢山あるのですが書ききれませんww

また書きたいと思います。

それはそうと映像ももう少し出てほしいですね。

フジTVに沢山映像あるから出して欲しいです・・・

とりあえず今日注文したモーツァルトの「プラーハ」の映像が楽しみです。
プラーハ観ました。
1967年のORTFを振ったライヴですが古き良きフランスのオケですねww
マルケヴィッチは絶好調!
オケも頑張っていますが初めのうちはアインザッツも怪しいですww
1楽章後半辺りからエンジンがかかってくる感じですか?!
ベルリンフィルとの超快速テンポとは違う落ち着いたテンポですね。
マルケヴィッチの指揮も絶妙です。
あの長い指揮棒と射るような目は何を見ても凄いですが、モーツァルトは特に嬉しいですね。
日フィルとの「英雄」も凄かったですがそれに匹敵する嬉しさです。
まだ見てない方はぜひ!
20年以上前ですが、私もNHK交響楽団の悲壮をFMで聴いてすごく感動しました。悲壮であれほど感動したのはあれ以来ないです。マルケビッチさんも「私にとって理想の楽団に出会った」というような内容を雑誌のインタビューで述べられていた記憶があります。良い指揮者と縁ができたと思ってるうちにお亡くなりになられてしまいました。もう何度か競演があると良かったのですが、残念です。
だいぶ以前にBSデジタルで放送して録ってあった日フィルとのワーグナープロ+ブラームス4番を見ました。ブラームスはDVDも出ているようですが、同じ演奏でしょうか。

最初の2楽章まではちょっとテンポが速いものの理知的な、即物主義的演奏なのかな、という感じで聞いていてました。表情もほとんど変化なしに進める、明快で演奏しやすそうな棒に感心していたのですが、3楽章終盤から4楽章にかけては人が変わったようにあおる、悪魔が降りてきたような演奏に化けました。それでいて演奏が終わった瞬間に初めてといっていいような微笑み。一種催眠術的な乗せ方をする人だなぁという見方に変わったのと、この時代の日本のオーケストラに先端のものを注ぎ込むのにこの人以上に適任はいなかったのだなぁ、という思いを強くしました。
『イーゴリ2世』の字を持つマルケヴィッチの事、『春の祭典』が悪い訳がない。特にワルシャワ・フィルとの演奏は空前絶後の阿鼻叫喚。面目躍如とはこの事でしょう。この斯道で数あるライブ録音の中でも、此程、正にLiveな追体験が出来る音盤も椿らしい。
また、矢張りストラビンスキの『詩篇交響曲』も、バーンスタインが言う「噛みつく様な祈り」その儘の演奏。有り難い事に
ORTFでの映像が残されています。汗一つ浮かべることなく切り刻む様な指揮をするマルケビッチの指揮姿が印象的です。
以前私が書き込んだ、N響との最後の演奏会(「悲愴」と「展覧会の絵」)を収録したDVDが出ています。おしうりで恐縮ですが、レビューを書きましたのでよかったらご覧下さい。

http://mixi.jp/view_community_item.pl?comm_id=92008&item_id=1372827

なお、1年以上まえになってしまいますが、翠柳軒さんにおすすめいただいたワルシャワ・フィルとの「春の祭典」、確かになかなかの迫力だと思います。オーケストラがこのような曲に慣れておらず、必死なのが逆になまなましさを強くかんじさせる演奏を生み出していると思います。
この方、たくさん本出してまして、伝記が1つに自伝も2つある。ところが残念なことに独仏伊語ばっかり。だいたい集めたんでそのうち自動翻訳を使ってでも読もうと思ってます。(インタビューで英語は苦手だって言ってます、確かに硬い英語。仏語ネイティブでイタリアやスイスに住んでました。ロシア語はしゃべれないそうです。)

なかで、今でも再販されている本ですが、モロ事件の主犯がマルケヴィッチだというものがあります。なんでも、モロ首相が誘拐されて見つかったのがマルケヴィッチの住むカエターニ宮殿の横だったとか。この事件はケネディ事件に並ぶ戦後史の第一級の事件ですが、同じように迷宮入りでして、いろいろ言われています。政敵の次の首相が怪しいとか=引退後30年の刑を食いそうになった、CIAの影が取りざたもされます。モロ事件は77年で、それからマルケヴィッチは来日もしてますし、近所に住んでいてマークされ捜査を受けたのは事実でしょうが確定したわけではないのでしょう。

彼は戦争中は対独パルチザンやってたんですが、自伝の一冊目はその経験。これは戦後に金メダルをとったそうで、英訳があります。他、最近出たディアギレフの伝記に記述があるかなあ、と。近いようでよくわからないイタリアの戦後史の勉強かねてっていうことで。定年後の楽しみです。


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