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音楽教育/音楽心理コミュの音楽タレントとは?

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音楽認知学って何?ということで、前回『音楽の原点』に続き、良くある質問を私なりの勝手な考えで答えて参ります。

今回は音楽タレントについての質問(質問リストはNY大学音楽心理学クラスよりロー教授)

私の答え以外に良い案が有りましたら、是非お聞かせください!


Q1。なんで、音楽の才能って人によって差があるの?

う〜ン。何事も自信と訓練から才能が伸びると私は思います。周囲(親や先生)からやれば出来ると信じてもらえたら、生徒もやる気でるでしょう。やる気無い子に無理矢理押し付けては、マイナスですね。でも、やる気あっても才能が伸びない子もいます。となると、やはり先天的なセンスが問われるか?そのセンスは遺伝的?それても育った環境から?

音感も、この自信という事で関係するかもしれません。相対&絶対音感を持っている子は、素早い理解が出来るので、他の子より自信を持ちます。それが、演奏者としての自信ともなる可能性は大でしょう。

私は、理想の演奏やらを追求出来るスキルを持つ人が、音楽の才能を伸ばせる人と理解してます。ペットを弾いてて思いました。奇麗な音を追求し、理想のリズムが心に描かれている時は、調子良い。どんな感じで演奏しようかと悩んでいる段階は、うまくいかない。


Q2。音楽才能を育てる基礎とは?

決して早期教育が良いとはいえません。アメリカに来て、思ったのですけど、中学高校から音楽をやり始めたというプロの音楽家も結構多い。その点、日本やアジアは早ければ早い程良いと信じられている様子。音楽が好き。そして、音の流れに乗れる心を持ち、自己満足せずに追求を常に忘れない忍耐力が、音楽才能の基礎ではないかな〜。

Q3。音楽出来ると、他の学問では成功する?

音楽やると数学も出来る?そんな考えがこのアメリカの親の間で噂されてます。これがホントだったら、私は数学赤点避けれてたはず、、、、、でも、毎日の練習という良い癖のある音楽をやる子達は、学校の宿題の習慣も自然とつくでしょう。多国語を話す人は、脳の一部が発達しているとも言います。その部分が、音楽を判断する部分と同じという事で、音楽出来ると外国語もすんなり覚えられるという説も有ります。言葉と音楽はとても深い関係持つので、もしかしたらそれはそうなのかもしれません、、、、が、、、だったら私ももっと英語上達しているはず〜〜〜〜。

Q4。音楽IQってどうやって計るの?

今の所は、リズム感、音感、音楽をどのようにして感情に表すか(音楽を流して子供に踊らせる)という観察等が音楽IQの計り方です。

Q5。なんで音痴が存在するの?

音痴でも耳が良い人いますよ。発声がうまくない人は、理想のピッチを声で表すのが下手です。開き直って、音痴のままカラオケ行く人、かなり迷惑だけど、許すしか無いですかね。

Q6。音痴を治す訓練ってある?

オクターブが理解出来ない人も多いです。とくにこのアメリカ。鍵盤でオクターブを説明すると、少しはましになります。やはり、音だけでなく音符やら鍵盤といったビジュアルなサポートを入れると良いでしょうね。

Q7。絶対音感持つ人と持たない人となんで分かれるの?

以前の絶対音感の記事を読んでください。ええ、、、答えは『わかりません』です。フィックスドド(移調無しでの訓練)が関係すると私は思います。付け加えると、耳の中の構造も関連してます。耳の中のクルクルした貝のような所で、ピッチは判別されるのですが、そこに水が溜まったり傷があったりすると、、、、残念ながら音感は悪くなるかも。中耳炎にはご注意。

Q8。絶対音感って訓練すれば出来る?

6歳以下に音楽の訓練させると、絶対音感を持つ可能性が多いです。人間生まれながら持つこの感を持続させる為に早期訓練が必要と理解されているみたいです今は。でも実際、これも謎です。あと、絶対音感保持者の数がアジアに多いのは、アジア言語の音声のためとも言われてましたが、言葉のピッチと音楽のピッチは、同じ脳内でも違う所で処理されているという事です。よって、、、これも謎。

Q9。音楽の才能って、遺伝?

音楽家には音楽ファミリーで育った人も多いですけど、そうでない人も多いです。でも、音楽に目覚めるにはやはり音楽環境の中で育つほうがチャンスは大きいです。でも、逆に親が音楽家で音楽だらけの生活にいたので、飽き飽きしたって人も多いのが現状。才能は(他の面でも同じように)遺伝かもしれませんけど、それを利用するか否かは、本人次第ですね。

Q10。作曲家ってどうやって音を思いつくの?

作曲の仕方にも色々ありますから、、、人それぞれではないかな?ベースの音の動きから上のコードを思いついたりする人。メロディーを作ってその後コードを思いつく人。ベートーベンの曲を逆さに譜面に書いて、新し作品を作る人。音符無し、雑音のみで作曲する人。思いつきに任せる人。

画家と同じでしょう。人それぞれのスタイル。共通するのは、何かを表現しようという動機のみかな?



といった感じです。うわ〜このピアニスト才能ある!と思っていても、新聞では評判割るピアニストって事も有ります。才能を計るのは難しいです。聞き手の好みによるので。一人の人に『あなた、音楽の才能無いわよ。』と言われたからといって音楽を諦める事はしないでくださいね。楽しんで学んで行って、諦めないで!!

諦めずに頑張ってもどうも無理って人は、他の事で自己表現するのも良いでしょう。絵やら、劇やら、作文やら。個人個人向き不向きが有ります。でも大切なのは、自分の気持ちを表現するツールを持つ事!人に感動を与えれる人間に成りたいですね。

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