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☆北京に住んでる人☆コミュの満鉄中央試験所の歴史を考える会

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みなさん
お世話になっています。
山口直樹@北京日本人学術交流会です。

第208回北京日本人学術交流会においては、学術交流会代表の山口によって満鉄(南満州鉄道株式会社)のなかにあった科学研究所である満鉄中央試験所についての歴史が、これまでの空白部分も含め一次資料に基づいて報告されます。これまで満鉄調査部については、かなりの関心を集めてきましたが、試験研究機関である満鉄中央試験所については、まだ謎も多いですので貴重な機会となるかと思います。「満洲」の化学工業史を理解するのには、この研究所の歴史の理解が、不可欠といえます。経済史の分野でも研究が進みつつありますが、植民地科学史の視点から、満鉄中央試験所について考える試みを行います。
関心のある方は、ご参加いただければ幸いです。

参加を希望される方は以下のフォームに1月29日(金曜)深夜までにお申し込みください。

https://legacy.creativesurvey.com/reply/84618d628d8f119376f05f28c1c7e9

よろしくお願いいたします。

◎第208回北京日本人学術交流会
◎日時;2016年1月31日(日曜)午後2時半開場午後3時開始、報告、質疑応答含めて
午後8時ごろ終了予定。
◎場所;亮馬橋幸福ビルB座一階、中華料理店、京味菜の一室。
◎テーマ;「満鉄中央試験所の歴史を考える」
◎報告者;山口直樹氏(北京日本人学術交流会代表)
◎参加費
飲み物(ビールやソフトドリンク)や中華料理が用意されます。社会人(企業派遣留学生含む)200元;留学生、学生;100元(運営費、資料代、食事代など)
◎言語;主に日本語(部分的に中国語)

(要旨)
満鉄中央試験所は、1907年、関東都督府中央試験所として成立し、その後、1910年に満鉄の中に移管され満鉄中央試験所となった。
当初は、衛生や生物関連の研究を行う小規模な試験研究機関だったが、何度かの組織改革を繰り返し、やがて東アジア最大規模の研究開発機関となる。
とりわけ「満洲」の化学工業史を考えるときその歴史の理解なくして、考えることができないというほどに重要な研究機関である。
先行研究としては、先駆的になされたもの(杉田望著『満鉄中央試験所』(1990講談社))が存在し、経済史の分野(峰毅氏『中国に継承された「満州国」の産業-化学工業を中心に見た継承の実態』(御茶ノ水書房2009)など)からも光があてられてきている。また当事者たちの回想も存在する。中国側からの研究(梁波≪技術与帝国主義≫(2005))に加え、当時の一次資料に依拠しつつ植民地科学史の視点からその歴史を考察することを試みる。日中の科学技術交流を考えるときにも重要なケーススタディであるといえるが、まだ十分に満鉄中央試験所の歴史は知られているとは言い難い。日中関係に関心を持つ多くの人々と有意義な共同討論ができれば、幸いである。
報告は以下のような内容で行われる予定である。

はじめに
1、 満鉄中央試験所の成立

2、 満鉄中央試験所の初期設立理念

3、 「満洲」における研究・教育機関における満鉄中央試験所の位置づけ

4、満鉄中央試験所初代所長、慶松勝左衛門の中国観
5、「満洲」における試験研究機関の予算構造―満鉄中央試験所の位置づけ
6、大調査部構想のなかの満鉄中央試験所
7、満鉄中央試験所、最後の所長、丸沢常哉
8、満鉄中央試験所は、いかにして大連化学物理研究所となっていったか
おわりに―満鉄中央試験所の歴史が教えること
(以上)


北京日本人学術交流会代表:山口直樹(ngodzilla2185@gmail.com)
http://j.people.com.cn/96507/97399/6683166.html
これまでの北京日本人学術交流会の記録
http://www.nihonjinkai.org.cn/html/doukoukai/beijingribenrenxue-jiaoliuhui/201105/19-1072.html

北京日本人学術交流会についての映像記録
http://j.people.com.cn/94475/8510911.html

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