中国近現代史で様々な事件が起こった天安門ですが、周恩来の死を悼んで広場に花束を持ちよった市民たちを上海から動員された民兵部隊が蹴散らした76年が第一次天安門事件。
民主化を求めて広場を占拠していた学生や市民たちを人民解放軍が虐殺した89年の事件を第二次天安門事件と呼ぶことが、日本では一般的なようです。
今回、2013年10月に起きた天安門の自動車爆発（？）事件。５人が死亡し、日本人を含む40人近くが負傷したこの事件は、はたして第三次天安門事件と呼ばれるのかどうか……。
公安当局は事件の翌日には『ウイグル人の犯行』らしきことを発表していますが、これはいささか早すぎる判断ではないかと思います（あるいは、既に犯行声明が公安に届いているとか）。
また事件を伝えるＮＨＫの国際放送が妨害されるなど、中国政府は相当緊張している様子で、他にもＡＦＰ記者の身柄を拘束したりインターネットの書き込みを遮断したりと必死。
今後、中国側から正確な情報が出てくるとは考えにくいですから、皆さんで事件の小信息を語り合いましょう。
（あ、もちろん第一次、第二次事件の情報もＯＫです）
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■天安門広場で自動車炎上、5人死亡 38人負傷■
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ＡＦＰ＝時事 10月28日(月)17時1分配信
【AFP＝時事】（一部更新、写真追加）北京（Beijing）の天安門（Tiananmen）広場で28日、スポーツ用多目的車（SUV）が群衆に突っ込み、紫禁城（Forbidden City）外の柵に激突して炎上、5人が死亡し、38人が負傷した。中国国営の新華社（Xinhua）通信が伝えた。
この出来事の直後、現場は封鎖され厳戒な警備体制が敷かれた。新華社通信によると、死亡したのはSUVの運転手と同乗者2人。北京市当局が運営するQianlong.netによると、運転手らの他に観光客2人が死亡したという。観光客の1人はフィリピンの女性で、もう1人は中国の男性だという。
また、北京市の警察当局はソーシャルメディアで「ジープが金水橋（Jinshui Bridge）の欄干に衝突し、炎上した」と発表した。また、匿名を条件にAFPの取材に応じたある目撃者は「車がカーブを曲がったと思ったら突然、歩道を走っていた。あっという間の出来事だったが、車は人々をひいていたようだった」と述べた。
中国のソーシャルメディアに投稿された写真は、天安門にある初代国家主席の毛沢東（Mao Zedong）の肖像画の前で黒煙が上る様子を捉えていた。これらの写真の何枚かは投稿から数分で削除された。また天安門広場へと続く道路は封鎖され、AFP記者2人が現場近くで拘束された。
また、北京の交通当局はソーシャルメディアを通じて、警察の要請を受けて天安門広場そばの地下鉄の駅を閉鎖したと発表した。
紫禁城を訪問中だったあるイタリア人観光客によると、正午ごろに警察官が現れ、全員に退去するよう告げたという。【翻訳編集】 AFPBB News
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コメント(6)
やはりというか、いつもの中国政府の老一套というか、中国政府は既に情報統制を始めたようです。
■夜のニュースも遮断＝天安門の車炎上事件―中国■
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000163-jij-cn
時事通信 10月29日(火)20時16分配信
【北京時事】中国で29日夜、北京の天安門付近に車が突っ込み炎上した事件を伝えていたNHK海外テレビ放送のニュース番組が一時、視聴できなくなった。画面が突然真っ黒になり、間もなく回復した。中国当局が視聴を規制したためとみられる。昼のニュースでもこの事件に関する放送が遮断されている。
■夜のニュースも遮断＝天安門の車炎上事件―中国■
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000163-jij-cn
時事通信 10月29日(火)20時16分配信
【北京時事】中国で29日夜、北京の天安門付近に車が突っ込み炎上した事件を伝えていたNHK海外テレビ放送のニュース番組が一時、視聴できなくなった。画面が突然真っ黒になり、間もなく回復した。中国当局が視聴を規制したためとみられる。昼のニュースでもこの事件に関する放送が遮断されている。
＞今後、中国側から正確な情報が出てくるとは考えにくいですから、皆さんで事件の小信息を語り合いましょう。
この部分に関してなんですが。
「北京に住んでる」普通の人、このコミュに参加しているほぼ全ての人が知ることのできることは。
おそらくヒゲオヤジさんがリンクを張られた写真と同様のネットで得られるレベルのものだと思います。
仮に東京の皇居で起こった事件について、都内に住んでる外国人が知ることのできる情報が大したものでないのと同じような事だと思います。
以前、ヒゲオヤジさんのご発言で、ご自身に中華人民共和国の国家安全部に親しくしている人がいる
とおっしゃってたかと思うのですが、
その方からヒゲオヤジさんだけが知ることができるような正確な情報は聞いていらっしゃいませんか？
それを提示されるほうが有意義なトピックとなると思うのですが。
この部分に関してなんですが。
「北京に住んでる」普通の人、このコミュに参加しているほぼ全ての人が知ることのできることは。
おそらくヒゲオヤジさんがリンクを張られた写真と同様のネットで得られるレベルのものだと思います。
仮に東京の皇居で起こった事件について、都内に住んでる外国人が知ることのできる情報が大したものでないのと同じような事だと思います。
以前、ヒゲオヤジさんのご発言で、ご自身に中華人民共和国の国家安全部に親しくしている人がいる
とおっしゃってたかと思うのですが、
その方からヒゲオヤジさんだけが知ることができるような正確な情報は聞いていらっしゃいませんか？
それを提示されるほうが有意義なトピックとなると思うのですが。
中国国内ではだいぶ、この天安門事件（？）の情報が統制されているようですが、以下のようなニュースもご覧になれないのでしょうかねぇ……。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
【天安門車炎上事件】
■「ウイグルの計画テロ」と断定 その真偽は？ 事件めぐる３つの謎■
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131101/chn13110122080018-n1.htm
【北京＝矢板明夫】
北京中心部の天安門広場で発生した車両突入事件で中国当局は「新疆ウイグル自治区の独立を目指す組織によって綿密に計画されたテロ」と断定した。しかし、開示された情報が少ない上、疑問点も多く存在し、北京のウイグル族支援者らの間では、この結論を疑問視する声もある。事件の３つの謎を検証すると…。
ウイグル族支援者らが最も注目しているのは突入事件で死亡した３人の容疑者のうち、２人が女性で息子夫婦と母親という家族だったことだ。イスラム過激派によるテロ事件は世界各地で起きているが、実行役に選ばれるのは若い男が圧倒的に多い。警察が女性に対するチェックが甘いことを逆手にとって女性が選ばれることもあるが、新疆では女性を実行犯とする暴力事件はほとんど起きていない。
とくに、７０歳とされる母親をわざわざ同乗させたことは不可解だ。ある弁護士は「テロ組織が関与していれば、より確実に任務を遂行させるため、違うメンバー構成にするはずだ」と指摘する。
香港メディアはこの家族の親族が６月の同自治区での暴動で警察に射殺されたと伝えている。事実なら、事件は絶望した３人が当局への抗議の意味を込めて一家心中を図ったと見た方が自然かもしれない。
中国当局は事件に関与したとされる５人のウイグル族を事件の約１０時間後、１０月２８日午後１０時ごろに拘束した。しかし、それを発表したのは２日後の３０日夕方だった。共犯とされる容疑者を確保していたにもかかわらず、２９日になってから北京市内のホテルなどに死亡した３人を含む８人を指名手配する通達を出した。
実行犯の車両から宗教的な内容が書かれた旗が発見されたと発表されたが、「車両が燃え尽きて骨組みだけになったのに旗が残っているのはおかしい」との疑問点を指摘する関係者も多い。
海外のウイグル人組織の関係者は「２９日に中国の各大都市でウイグル族への無差別的な取り調べが行われた。中国当局は今回の事件をむりやり海外ウイグル人組織と結びつけてウイグル族への弾圧を一層強化した」との見方を示した。
事件は中国の中心部にある天安門が狙われたことを中国当局が強調し、政治目的のテロであることの裏付け材料としている。
しかし、新疆ウイグル自治区内では今年だけでもウイグル族による抗争事件が１０件以上発生。多くの死傷者を出したが、中国当局が情報を遮断するために社会的反響は小さい。
一方、外国メディアが集まる北京で事件を起こせば、世界的に注目される。このため、漢族の陳情者も最近、北京で暴力事件を起こすケースが増えている。今回の事件も政治目的より社会の注目や関心を集めたいとの意図で北京で起こされた可能性がある。
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【天安門車炎上事件】
■「ウイグルの計画テロ」と断定 その真偽は？ 事件めぐる３つの謎■
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131101/chn13110122080018-n1.htm
【北京＝矢板明夫】
北京中心部の天安門広場で発生した車両突入事件で中国当局は「新疆ウイグル自治区の独立を目指す組織によって綿密に計画されたテロ」と断定した。しかし、開示された情報が少ない上、疑問点も多く存在し、北京のウイグル族支援者らの間では、この結論を疑問視する声もある。事件の３つの謎を検証すると…。
ウイグル族支援者らが最も注目しているのは突入事件で死亡した３人の容疑者のうち、２人が女性で息子夫婦と母親という家族だったことだ。イスラム過激派によるテロ事件は世界各地で起きているが、実行役に選ばれるのは若い男が圧倒的に多い。警察が女性に対するチェックが甘いことを逆手にとって女性が選ばれることもあるが、新疆では女性を実行犯とする暴力事件はほとんど起きていない。
とくに、７０歳とされる母親をわざわざ同乗させたことは不可解だ。ある弁護士は「テロ組織が関与していれば、より確実に任務を遂行させるため、違うメンバー構成にするはずだ」と指摘する。
香港メディアはこの家族の親族が６月の同自治区での暴動で警察に射殺されたと伝えている。事実なら、事件は絶望した３人が当局への抗議の意味を込めて一家心中を図ったと見た方が自然かもしれない。
中国当局は事件に関与したとされる５人のウイグル族を事件の約１０時間後、１０月２８日午後１０時ごろに拘束した。しかし、それを発表したのは２日後の３０日夕方だった。共犯とされる容疑者を確保していたにもかかわらず、２９日になってから北京市内のホテルなどに死亡した３人を含む８人を指名手配する通達を出した。
実行犯の車両から宗教的な内容が書かれた旗が発見されたと発表されたが、「車両が燃え尽きて骨組みだけになったのに旗が残っているのはおかしい」との疑問点を指摘する関係者も多い。
海外のウイグル人組織の関係者は「２９日に中国の各大都市でウイグル族への無差別的な取り調べが行われた。中国当局は今回の事件をむりやり海外ウイグル人組織と結びつけてウイグル族への弾圧を一層強化した」との見方を示した。
事件は中国の中心部にある天安門が狙われたことを中国当局が強調し、政治目的のテロであることの裏付け材料としている。
しかし、新疆ウイグル自治区内では今年だけでもウイグル族による抗争事件が１０件以上発生。多くの死傷者を出したが、中国当局が情報を遮断するために社会的反響は小さい。
一方、外国メディアが集まる北京で事件を起こせば、世界的に注目される。このため、漢族の陳情者も最近、北京で暴力事件を起こすケースが増えている。今回の事件も政治目的より社会の注目や関心を集めたいとの意図で北京で起こされた可能性がある。
先日、ウイグル系のカナダ人学者（カナダに帰化したウイグル人学者）でたまたま学会の為に来日している方とお話をする機会がありました。
彼女も当然、天安門での事件に心を痛めていらっしゃいましたが、中国政府の発表に対してはだいぶ懐疑的でしたね。
つまり>>[3]の疑問点に加えてプラス・ワンの疑念ということです。
彼女の訴えるところによれば、
『天安門で炎上した車は“新疆ナンバー”だったと報道されているが（いわゆる）新疆ウイグル自治区から北京まで、新疆ナンバーの車を運転してくるなんてできるわけが無い。現地では新疆ナンバーの車は、村から村への移動をするだけでも村の出口で一回、次の村の入り口で一回の合計二回、検問で停止を命ぜられる。
それなのに、いったいどうやって警戒の厳重な北京まで新疆ナンバーの車を持ち込んだというのか。
だいたい、わざわざそんなことをしてまで新疆ナンバーの車を使用することにメリットがないではないか……』
確かにその点は奇妙ですね。
そう言われれば私も、北京市内で新疆ナンバーの車を見たことはありません。ただしだいぶ昔の事ですので、現在のように高速道路網が張り巡らされていると、単純に車を運ぶということだけであれば北京まで乗ってくるのは難しくないだろうとも思います。
実際のところ北京の街には、新疆ナンバーの車は走っていないのでしょうか？
�，修猟未蝓∨無�では新疆ナンバーの車など一台も走ってなんかいない。
�△い筺△修鵑覆海箸呂覆ぁ�新疆ナンバーだろうが西蔵ナンバーだろうが、外地の車両なんか北京では珍しくは無い。
どうなんでしょう。北京にお住いの方であればご存知かとも思いますし、また現地の方でなければ判らない情報だとも思うのですが、いかがですか。
あ、それからがおがおさん。
中国でも自動車の前と後ろには、その登録された地域を表すナンバープレートっていう板が取り付けられているんですが、ご存知でした？
- mixiユーザー
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