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テクニカルアーキテクトコミュの仮想化技術のメリット

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最近は、何かと仮想化技術が話題となっている。
しかし、仮想化の真のメリットとは??

現在では、複数のノードでシステムを構成することが定石。
過去では、開発、検証環境を、本番環境により近い環境を構成するため、複数ノード構成を物理マシン(安価な PC) で構成する工夫を行ってきた。
当然、フィールドテスト前に、複数ノード特有の障害を事前に発見するためだ。

しかし、如何せん PC では、SAN 等の共有ストレージにアタッチすることは難しいため、クラスタ部分だけは、一台環境で構成せざるを得ず、フェールオーバー/フェールバックのテスティングは、フィールド環境を利用せざるを得なかった。

そこに、仮想化技術が登場し、仮想共有ディスクによるフェールオーバークラスタの構成が可能となり、設計、開発、テスティングの生産性を向上させるソリューションとなった。

ただ、現在の風潮を見てみると、クラウドコンピューティングというバズワードに正に雲隠れするように仮想化技術が取り出されている。これは、もちろん、運用面でのメリットに対する言及だ。本当に、仮想化の運用面でのメリットはここまで騒がれるまでの技術なのか?

私が、最前線の(自称)アーキテクトして経験則メリットを以下にあげる。

1. 設計、開発、テスティングのためのフィールドにより近い擬似環境構築。
2. 老朽化したシステムの延命。リース切れ複数ハードのアセンブリ。
3. ポータビリティ。ハードを意識する事無い OS の配置。(実運用に耐えられるかは疑問。)

これでは、運用面での仮想化のメリットはさほど無いと感じている。
皆様が、仮想化技術の他のメリットを知り得ていればご教示いただきたく。

コメント(4)

ブログを拝見させていただきました。
僭越ながら、私の見解を話させていただきます。

>[ユーザー側のメリット]
>1.デリバリ・タイムの短縮

これについては、私も同意です。私のあげたメリット-3 のポータビリティの延長と考えます。

>2.運用サービスのプライスカード、カタログ化が容易

これについては、私の運用面での経験が浅く、理解が難しかったです。「仮想環境前提だと、イメージはすでに出来上がっているので」とありますが、イメージというのはゲスト OS のことでしょうか?仮想環境であっても、物理環境であってもキャパシティプラニングは必要で、見積りを実施することには、変わりないと思いますが、いかがでしょうか?
おそらく、私の知識不足のため理解ができないため、もしよろしければ、補足いただけると幸いです。

>[運用側のメリット]
>1.運用環境の集約

これは、別にデメリットととして延べられていますが、費用効果として、別の観点では、OS を含むソフトウェアライセンスも含めて考える必要があると考えます。極端な話、一つの強力なサーバー(OS)で複数のサービスをホストすれば、仮想化の性能面でのボトルネックも無く、そちらのほうが、費用効果は高いと考えます。

>2.運用環境のキャパシティをしゃぶりつくす
これは、私のあげるメリット-2 に近い観点と考えます。新しいサービスは、その時にハードのキャパシティプラニングも考えるため、このような適用は少なく、やはり、古いサービスの基盤をリプレイスする際に、サービス導入時のスペックに対するハード単価は、劇的に安くなっているため余裕が生まれこのような事例が発生するのだと考えます。ここで、一つ疑問なのですが、私の勉強不足かもしれませんが、現在の仮想化技術には、ワークロードは実装されているのでしょうか?実装されていなければ、少々危険な運用と考えます。

>3.運用の集中、効率化
これは、正におっしゃる通りの組織的なメリットですね。仮想環境ありきの強力なハードウェア群を構成しているのであれば、カナリのメリットがあると思います。ただし、現実問題として、仮想環境の性能を考えて設計すると、物理ディスクのマウント等を行ってしまい、マイグレーションに手間がかかってしまうデメリットもあります。強固な仮想インフラを構成していることが前提となりますね。

>4.高度なポータビリティ
こちらは、私のメリット-3を具体的なテクノロジを例示していただいて分かりやすく説明いただいていると思います。ただし、現場レベルでは、VMotion もハードに対する制約が多く、逆にコストがかかってしまうという場面を経験しています。

>5.運用環境と、その対応方法の統一
これも組織的なメリットですね。ゲスト OS の運用コスト軽減されますが、ホスト側の運用コストはカナリのものと考えます。仮想基盤運用コストと仮想環境運用コストの TCO を考えると、やはり、強固な仮想環境基盤が必要となると考えます。
また、DR 対策の点ですが、これは注意が必要です。B/R 方式としては、スナップショットバックアップとなると思いますが、このタイミングが非常に重要です。ステイトレスなサービスであれば問題ないですが、DB 等を運用する際は、現在の仮想化技術では未成熟ではと考察しています。DB のスナップショットバックアップというのは、仮想環境以前に物理環境でもそれなりのハードウェア投資が必要となります。この点、認識の相違があれば、ご教示いただきたく。

上記が私の見解となりますが、新しく頂いた仮想化メリットの知識として、組織的な運用面において、強固な仮想環境基盤が構成されている場合は、TCO の面で大きなメリットがあるということが分かり感謝しております。
運用側の詳細なご意見、私にとって非常にためになる話でした。
初期コストはかかるものの、エンタープライズレンジでは、大規模で強固な仮想化環境群を構築すれば、TCO の面で優れたソリューションとなり得ることと認識させていただきました。

また、その他の方々もご意見があれば、是非、意見を頂ければ幸いです。

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